【レポート】ニュルブルクリンクが破産宣告! 今後のレースや新車開発への影響は?
ドイツのサーキット、ニュルブルクリンクが破産宣告を申請したという衝撃のニュースが入ってきた。

ニュルブルクリンクの株式の90%を所有する独ラインラント・プファルツ州が発表したところによると、破産回避のためEU委員会に1300万ユーロ(約12億5000万円)の緊急融資を申請したものの拒否されたため、今回の破産宣告の申請に至ったという。

ニュルブルクリンクといえば、F1ドイツGP、24時間耐久レースなど数々のレースの開催地であるとともに、世界の自動車メーカーが新車のテストを行うコースとしても世界的に有名だ。しかし、2009年のドイツGP開催を前に行われたコースの改修費や、サーキット周辺のホテルやアミューズメントパークなどの複合観光施設の建設費といった多額の借入金の返済に窮していたという。今後の運営や、同州がつぎ込んだ5億2400万ユーロ(約505億6000万円)相当の回収については、法廷で決着がつけられることになるという。

2012年にニュルブルクリンクで予定されている催しには変更がないとのことだが、その後については、法的手続きを含め未定だという。85年という歴史を誇る世界有数のサーキット、ニュルブルクリンクの今後の動向を見守りたい。

By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー