「スバル インプレッサ WRX STI」のラインアップが充実!最強版「スペックC」に4ドアも登場!
富士重工業は3日、「スバル インプレッサ WRX STI」シリーズに改良を施すと共に、競技向けとして戦闘力を高めた「スペックC」を、これまでの5ドア・モデルに加えて4ドア・モデルにも設定。さらに、2.5リッター・エンジン+AT仕様の「A-Line」にスポーティな装備を加えた「A-Line タイプSパッケージ」という新グレードが、4ドア・5ドアの両モデルに追加された。

ベース車の「インプレッサ」が昨年11月にフルモデルチェンジしたので、そろそろ新型の登場も近いと噂されているスバルのスポーツ・モデル「WRX STI」。一時は車名から「インプレッサ」の文字が消え、独立したモデルになるのかと思われていたが、今回の発表では、プレスリリースにも「インプレッサ WRX STI」と表記されている。独立の機会は、また今度、ということらしい。

そんな現行型スバル インプレッサ WRX STIが、モデル末期と思われる今の時期になって小変更が施された上、これまでになく充実したラインアップとなった。



まず、標準モデルの「インプレッサ WRX STI」および「インプレッサ WRX STI A-Line」では、従来のものに比べて1本あたり220gも軽量化したという新デザインの18インチ・アルミ・ホイールを採用。また、これまでAT仕様の「A-LIne」のみにメーカー装着オプションとして用意されていた、タン色のレザー・シートやBBS製鍛造ホイールをセットにした「プレミアムパッケージ」が、6速MTモデルでも選択可能になった。外観では4ドア・モデルのトランク・リッド(ナンバー・プレート装着スペースの上)に付いているガーニッシュが、ボディ同色に変更されている。価格は6MTモデルが373万8,000円。5ATの「A-Line」が315万円。プレミアムパッケージは26万2,500円アップとなる。



このインプレッサ WRX STIの走行性能をさらに磨き上げ、「コンペティション」の頭文字を与えた最強グレード「インプレッサ WRX STI スペックC」は、今まで5ドア・モデルしか販売されていなかったのだが、今回新たに4ドア・モデルにも設定されることになった。スバルとそのモータースポーツ担当会社「STI」は、今年のニュルブルクリンク24時間レースに4ドア(をベースにした車両)で出場しているのだから、当然と言えば当然、待ってました、という人も多いだろう。STI製コンプリート・カーなら「S206」というモデルが発売されているが、あれは限定僅か300台で価格も540万円を越える別格的存在。カタログ・モデルではこのスペックCが、最強の4ドア・インプレッサとなる。



これまで通りスペックCには、アルミ製ボンネットや小型バッテリー、軽量タイプ・フロントガラスなどの採用による軽量化や、ターボ軸受けのフリクションを軽減させたボールベアリング・ターボでトルク向上を図ったエンジン、強化されたサスペンション、リア機械式LSD、大容量パワーステアリング・ポンプの装備など、多岐にわたる改良が施され、「コンペティション・モデルとしてのパフォーマンスを追求した」モデルに仕上がっている。今回の変更では、競技用として設定されている17インチ・タイヤ装着モデルに対して、フルオートエアコンが装着可能となったり、後部座席中央に3点式シートベルトやヘッドレストが装備されたり、といったロードユース向けの改善が施された。価格は4ドアが369万6,000円。5ドアが364万3,500円。17インチ仕様は4ドア/5ドアどちらも332万8,500円(エアコン装着車は346万5,000円)となっている。性能を考えれば、恐るべきコスト・パフォーマンス、と言えるのではないだろうか。



そして今回新たに追加された新グレードが「インプレッサ WRX STI A-Line タイプSパッケージ」だ。MT仕様モデルよりも排気量が大きな2.5リッター水平対向4気筒エンジンと5速ATを組み合わせた「A-Line」に、MTモデルと同様のアルカンターラと本革を表皮に採用したフロント・シートや大型リア・ウイング(4ドア)を装着し、さらにBBS製18インチ鍛造アルミ・ホイールを標準装備することで「スポーティテイストをさらに高めた」という。オプションとして、レカロ製バケット・シートやブレンボ製ブレーキも装着可能。要するに、これまでMTモデルと差別化されていた部分が、ある程度埋められているわけだ。「ATで羽根付き」というこんなモデルの設定を望んでいた人も多いかも。価格は4ドアが346万5,000円。5ドアが341万2,500円。MTに比べれば、それでもまだ安い。


そう遠くない将来に発表されると見られている新型WRX STIに関しては、今のところまだその多くがベールに包まれている。だがどうやら、「ターボ+4輪駆動」でパフォーマンスを追求したモデル、になることは間違いないようだ。いつになるか分からない新型の登場を待つか、それとも熟成の進んだ現行型をこの機会に手に入れるか。悩むところかも知れない。筋金入りの武闘派スバリストなら、今、最終型(と思われる)現行モデルを購入し、新型が発売されたら買い換えてその進化を競技における自らの成績に反映させる、というのが正しい姿なのだろうか。

インプレッサ WRX STIシリーズに関する詳しい情報は、以下のリンクから公式サイトをどうぞ。メーカーからの熱い言葉が満載なので、興味のある方は是非。

SUBARU 「WRX STI」

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