【ビデオ】アルピーヌの「A110」と「A110-50」が、50年の時を越えて競演するショート・ムービー!
名車「アルピーヌ A110」の誕生50周年を記念して製作された「ルノー・アルピーヌ A110-50」。ルノーは、この2台が50年の時を越えてランデブー走行をするというちょっと幻想的なビデオをYouTubeの公式チャンネルで公開している。A110-50に乗るドライバーは、今年67歳になるかつての名ラリー・ドライバー、ジャン・ラニョッティ氏。そしてA110のステアリングを握るのは、若き日のジャン・ラニョッティ選手である。

現在ではルノーの名誉広報部長というポストに就いているジャン・ラニョッティ氏が、アルピーヌの開発センターを訪れてA110-50に乗り込む場面で、50年前の若きラニョッティ選手とA110の映像がフラッシュバック。2台は時間を飛び越え、 "アルピーヌ" という名前の由来となったアルプス山脈のワインディング・ロードを併走する。



かつて「ルノー使い」として名を馳せたジャン・ラニョッティ氏は1945年、南フランスのカルパントラで生まれた。ツーリングカー・レースやル・マン24時間耐久レースなどにも出場しているが、最も有名なのは、小さな「ルノー5」を駆って見事な戦績を残したラリーにおける活躍だろう。1978年のモンテカルロ・ラリーでは130馬力しかないFFの小型ハッチバック「5アルピーヌ」で、「ポルシェ 911 カレラ RS」に次ぐ総合2位を獲得。1981年の同じくモンテカルロでは「5 ターボ」をドライブして世界ラリー選手権におけるターボ車初の優勝を記録している。現役引退後には、あの映画『TAXI』でスタント・ドライブを担当したことも。

そんなラニョッティ氏が初めてのクルマとして「ルノー 8 ゴルディーニ」を手に入れたのは18歳の時。そして初めてラリーに出場したのは1968年、というから、実際にはこのビデオのように、1962年にアルピーヌ A110をドライブしたという記録はない。とはいえ、A110は1970年代まで生産されていたし、世界ラリー選手権でチャンピオン・マシンに輝いた1973年には、ラニョッティ氏もルノーと契約してワークス・ドライバーとしてのキャリアをスタートしているから、きっとアルプスの山道でテスト・ドライブを担当されたこともあったのではないだろうか。それにしても、ビデオに登場する若かりし日のラニョッティ氏は、昔の写真で見られる彼の姿とそっくりだ。



この幻想的でスリリングなビデオを監督した人物は、これまで数々のミュージック・ビデオやコマーシャル・フィルムを制作しているジュリアン・ロッシェという映像作家。公式サイトでは、日産やソニー・エリクソンのために彼が手掛けたCMも観ることが出来る。以下にリンクをご紹介しておこう。

Julien Rocher - Film Director

アルピーヌの名前を復活させたコンセプト・カー「A110-50」については、以前書かせていただいたこちらの記事をどうぞ。

【ビデオ】ルノーが「アルピーヌ A110」50周年を記念するコンセプト・カーを発表!




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