日本でも売って欲しい!「トヨタ 86」用の派手な純正エアロ・パーツが、オーストラリアで発売
トヨタは18日、後輪駆動スポーツカー「86」の新しいエアロ・キットをオーストラリアで発売した。日本でも販売されるかどうかは未定だが、発売を期待しつつ参考までにご覧いただきたい。

大型のリア・ウイングをはじめ、前後バンパー下部に付加されたスポイラーとサイド・スカートで構成されるこのエアロ・キットは、現地のアフターパーツ・メーカーによるものではなく、トヨタの純正パーツであるとのこと。よく見ると、まだ86が正式発表される以前の昨年、ニュルブルクリンク24時間レースに出場したFT-86」(当時はこう呼ばれていて、これがエントリー名でもあった)に装着されていたものとよく似ている、というか "そのもの" であるように思われる。

実は今年1月に開催された東京オートサロンの会場で、展示されていたそのレース仕様FT-86を担当されたトヨタの方にお訊きしたところ、これらのエアロ・パーツは「まだあまり大きな声で言えないんですけど、市販を考えて開発したものです」とのお返事をいただいた。また、先日公開されたアラブ首長国連邦向けのプロモーション・ビデオでもこのエアロ・キットを装着した86が登場しているので、どうやら、86の発売前にニュルブルクリンク周辺で度々目撃された、"あのエアロ・キット" が、いよいよ市販化された、と思って間違いなさそうだ。



それでは各パーツについて、オーストラリアで発表されたプレス・リリースをもとに見ていこう。

まず、今年のニュルブルクリンク24時間レース参戦車にも同じような形状のものが装着されていたフロントのスポイラー。フロント・グリルの両脇に垂直方向に備わるフィンはグリルに取り込む空気を制御し、またバンパーの左右に12度の角度で設けられたカナードは安定したハンドリングの実現に貢献するという。

サイド・スカートは、ドア後方に向けて曲線を描くエッジを持つ形状にデザインされており、フロントのホイール・ハウスから排出される空気の流れを整える効果がある。

リア・バンパーの下に装着されているスカートは、水平方向に延びたスポイラーがフロントで起こる乱気流を整流し、また車体の下を流れる空気が車体後部からスムーズに排出されるように手助けする。

そして派手な大型リアウイングは、翼端板から水平に張り出したウイングレット(小さな翼)が特徴。ダウンフォースを増加し、ハンドリングの安定性を向上させる。ボディ・カラーを問わずセンターのスポイラー部はグロスブラックに塗られるそうだ。

オーストラリアでは、これらのエアロ・キットは「オプション・パック」として、86の上級グレード「GTS」(日本仕様の「GT」に近い)を注文した場合のみ装備可能となっているようで、価格は3,000オーストラリア・ドル(約24万円)。余談だが、日本では「ライトニング・レッド」と呼ばれる赤のボディ・カラーに、オーストラリアでは「マウント・フジ・レッド」という名称が付けられている。



トヨタの方によれば「それほど強力なダウンフォースが得られるというわけではないが、バランスがいい」というこのエアロ・キット。すでに86をご購入された方も装着できるように、日本ではメーカー純正アクセサリーとして発売されることを期待したい。

【Source: Toyota Australia

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