5月にもマン島TTレースについてご紹介したが、今回は「神電」が2位という成果を挙げたのでご紹介しよう。

イギリスとアイルランドを隔てるアイリッシュ海の中央に浮かぶ島、イギリス王室の属国であるマン島。丁度、淡路島くらいの大きさのこの島で1907年から行われている伝統の公道レースがマン島TTレース。

伝統的に5月最終週から6月第一週にかけて開催され、コースは島の南東部にある首都ダグラスを起点とし、北東海岸部の町ラムゼイを経て、スタート地点まで戻る60.7km。

1周のコースには、海抜0mから396mを超える高低差と200以上のカーブが存在し、普段は一般道として使われているもため、カマボコ状であり、白線やマンホールも存在する極めて危険なコースでもある。

今年は、日本のTEAM無限とオリジナルEVバイク「神電」が、「TT Zero Challenge」クラスに初挑戦し、見事2位でフィニッシュした。同時にEVバイクにとって一つの壁でもあったオーバー100mphのアベレージスピードを越えることに成功。

今回、TEAM無限の参戦したTT Zero Challengeは2009年からスタートした新たなクラスで、動力にCO2を排出しないクリーンエミッションの機構を持つことがレギュレーションに定 められ、コース一周をタイムトライアル形式で競うもの。予選には11台が参加したが完走は6台。決勝には9台が出走したが完走は4台と、マン島を1周する ことがいかにEVバイクにとって過酷なことであるかを物語る結果となった。

一方、伝統のクラスも熱狂的な参加者たちによって戦われ、1000ccのスーパーバイクを頂点に、同じ1000ccのスーパーストック、600ccのスー パースポーツ、650ccツインによるライトウェイト、そしてサイドカーレースが今年も開催された。因みに、最速はスーパーバイククラスの 212.576km/hのアベレージを記録している。

マン島TTのコースやマン島の風景、レースの過酷さは以下映像からも十分に解る。公道レースに挑むライダーのたちのスリルに満ちた達成感と権利は、とてつもないリスクと自己責任という義務の上に存在しているのである。

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マン島TTレース公式Webサイト

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