【レポート】前前オーナーは日本人! 6億7000万円で買った「250GTO」が27億円の史上最高額車に 
経済や金融情報を配信しているブルームバーグは、先日3500万ドル(約27億4000万円)で売却された1962年型フェラーリ「250GTO」が、史上最も高額な車となったと伝えた。

これまでの最高額は、今年2月に売却された1964年型250GTOの3200万ドル(約25億円)や、2010年に車の最高額を更新した1936年型ブガッティ「タイプ57SCアトランティック」の3000万~3400万ドル(約23億5000万~26億6000万円)だった。

今回売却された車台番号3505GTの250GTOは、英の伝説的な元レーシングドライバー、スターリング・モス氏のために製作された1台。だがモス氏は1962年4月に事故で重傷を負って翌年レーシングドライバーを引退したため、この250GTOでレースに出場することはなかった。それでもこのマシンはその後何度か優勝を飾り、すばらしい記録を残している。

この250GTOはオーナーが何度か変わった後、約10年前にフェラーリのコレクターとして名高い松田芳穂氏からオランダのビジネスマンが850万ドル(約6億7000万円)で購入。今回新しい所有者となったのは、自動車の収集家でもあるクレイグ・マッコー氏だ。マッコー氏は1993年に米最大手の電話会社AT&Tに自分の携帯電話会社を売却して巨額の富を得た人物だ。ちなみに同車の価格は、1996年の350万ドル(約2億7000万円)から20年足らずでなんと10倍以上値上がりしている。

米カリフォルニア州で昨年開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、フェラーリGTO の50 周年記念式典が行われ、この250GTが展示された。ギャラリーにその時の写真をアップしたので、ひときわ目を引くこのライムグリーンの250GTOを早速チェックしてみよう。

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By Drew Phillips
翻訳:日本映像翻訳アカデミー