【レポート】「マツダ株は取得しない」とフィアット会長が明言 でもSKYACTIVEの技術は欲しい!?
イタリア自動車大手フィアットのジョン・エルカン会長は、マツダとの資本提携について「マツダの株式を取得する計画はない」と現在の報道を否定した。ロイター通信が伝えている。

先日、同社のCEOセルジオ・マルキオンネ氏が、フィアット傘下のアルファロメオがマツダの次世代「MX5ミアータ」(日本名:ロードスター)をベースに新型スポーツカー「スパイダー」を共同開発すると発表した。それに伴い、2社のさらなる業務提携、もしくは資本提携もありうるのではないかという憶測が、メディアの間で飛び交っていた。しかし、今回エルカン会長は、フィアットはクライスラーグループに対する出資比率を現在の58.5%から近々60%以上に引き上げ、将来的にはクライスラーを完全子会社化することを最重点事項として取り組んでいくという意向を明らかにした。

フィアットは、現在ギリシャの財政赤字問題を発端とした欧州経済危機に翻弄されている状態。ただ、これらの問題が改善に向かい、前述の共同開発が成功すれば、マツダとの資本提携の再考が浮上してくる可能性もあるだろう。マツダにとっては開発コストの削減、フィアットにとってはマツダの誇る新世代技術「SKYACTIVEテクノロジー」を自社製品に応用できるなど、両社にとって魅力的な側面が多々あるからだ。今後の動向に注目したい。

By Zach Bowman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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