トヨタグループの"トヨタ車体"は5月23日~25日に開催された"人とくるまのテクノロジー展2012"で新型EVの「COMS」を初公開した。 超小型EVである1人乗りの「COMS」は、"トヨタ車体"が企画開発し、"トヨタ車体"ブランドで発売されるシティコミューターだ。
道路運送車両法上、原動機付自転車(4輪)扱いとなり、車庫証明や車検、重量税、取得税が不要なので、気軽に手に入れることができる。ただし、運転には普通免許(AT限定でもOK)が必要となるちなみに法定速度は60km/h、最大積載量は30kgとなっている。原付扱いではあるが、二段階右折やヘルメットの装着義務はないので、気軽にクルマ感覚で移動できる。
ラインナップは2タイプの設定があり、標準モデルのP・COMとトランク付のB・COMが用意される。先代モデルは、ゴルフカーとのようなスタイルで、シニアカーに屋根がついたようなデザインであったが、今回発表された同車は、デザインにもこだわったとのことだ。特にタイヤ等は軽自動車と同様のサイズを使うことでデザイン性と走行性能を高めたとのことである。 車両に実際に乗り込むとゴルフカートのような華奢なイメージから一変し、乗用車のような質感で非常に上質に仕上がっている。もちろん原付扱いなのでエアバックやサイドインパクトビームなどは装備されていないが、シートベルトはしっかり装備されている。ここまでしっかり作りこまれているので、雨の日の走行時等のためにドアがないのが気になったが、オプションでオープンカーのような幌の生地のドアも設定されているとのことだ。ちなみに、シートは濡れても大丈夫なPVC製であり、インパネ等も防水になっているため、雨に濡れたとしても安心だ。(写真の車両はオプションのシートカバーがついている。)
充電時間は家庭用200Vで約5時間(約80円)、1充電走行距離は、50km程度となっている。急速充電には対応していない。販売価格は90万円以下の予定で全国のトヨタディーラー(チャネルは地域で異なるとのこと)。ちなみにトヨタのディーラーで販売されるがトヨタマークではなくトヨタ車体のマークが装着された状態で販売されるとのことだ。ガソリンスタンドが少ない山間の地域の移動や郊外都市のショッピングモールへの買い物車としては非常に重宝されることに違いない。この夏の発売が非常に楽しみな一台だ。

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