世界に1台の「ランボルギーニ・アヴェンタドール J」を、805馬力にチューニング!?
高性能車のチューニングを得意とするイギリスのプリンディヴィルは、ランボルギーニが3月のジュネーブ・ショーで発表したアヴェンタドール J」のために、自社開発したというチューニング・パッケージを発表。たった1台だけ製作され、すでに買い手が決まっているとされるこの特別なモデルに熱い視線を注いでいるのは、自分のガレージにも収めたいと熱望する "カスタマー" だけではないらしい。"チューナー" にとっても魅力的な素材なのだ。

もっとも、アヴェンタドール Jは世界に1台しか存在しないため、今回発表された彼らのチューニング・パッケージはコンセプト・イラストのみ。実際に彼らが手掛けたアヴェンタドール Jの実車が存在するというわけではもちろんない。しかしこれは、2億2千万円以上といわれる価格でこのワンオフ・モデルを買い取った人物に対する「我々にお任せいただけませんか?」というアプローチであるというよりも、世界中のスーパーカー・マニアに向けて自分たちの技術力とセンスをアピールするという目的の方が大きいようだ。さらにランボルギーニに対して、このクルマの生産化を強く訴えかけるという意味合いもあるのだろう。

アヴェンタドール LP700-4」をベースに、ランボルギーニ自ら大胆にスタイリングを引き直したアヴェンタドール Jのボディには、前後バンパー、ボンネット、サイド・スカート、リア・ディフューザー等をプリンディヴィルがデザインしたパーツと交換。リア・ウイングに至ってはより一般的な形状のものに換えてある辺り、 "イタリアン・デザイン" に対する挑戦と見えなくもない。これらのボディ・パーツは当然カーボンファイバーで作られている(ということになっている)そうだ。

車高調整式サスペンションが組み込まれているという足回りでは、ホイールだけでなくブレーキも変更され(キャリパーの位置に注目)、ディスクはカーボン・セラミック製とされている。

カタログ・モデルのアヴェンタドール LP700-4と共通と発表されているアヴェンタドール Jの6.5リッターV型12気筒エンジンは、プリンディヴィルがECUのマップを書き換えることで最高出力が700psから805psに大幅向上。エキゾースト・システムもプリンディビィル製のチタンまたはステンレス製に交換され、これらの変更により0-100km/h加速は2.5秒、最高速度350km/hを達成する "見込み" だ。

車内(と言ってよいのだろうか?)には、GPSナビゲーション・システムや1000Wのサラウンド・オーディオ・システム、DVDプレイヤーなどを装備。ランボルギーニが「このクルマの "レゾン・デートル(存在価値)" すなわち "究極のドライビング体験" を損なうだけの物である」としてノーマルのアヴェンタドールLP700-4から排除したはずの装置類を、アップグレードしてわざわざ搭載している。

プリンディヴィルは、これまで「ムルシエラゴ」や「ガヤルド」といったランボルギーニの各モデルをはじめ、フェラーリアストン・マーティンポルシェなどの高性能車向けに、さらにそのパフォーマンスと内外装のデザインを過激に引き上げるチューニング・メニューと、それをベースにしたコンプリート・カーを発表して来た。

アヴェンタドールのパワーを805psに引き上げる「ステージ1」チューニングはすでに製品化されており、価格は7,995ポンド(約104万円)。この金額にはECUの書き換えの他、チタン製エキゾースト・システムと特製エア・フィルターという吸排気系のライト・チューンも含まれる。車両価格の僅か2.5%にあたる出費で、馬力が15%も向上すると思えば、安いものかも知れない。

気になる方は、以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

PRINDIVILLE

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