【ビデオ】BMWが北京で発表した「i8スパイダー」と「3シリーズ・ロングホイールベース」!
BMWは、4月23日に開幕した北京モーターショーで「i8コンセプト・スパイダー」と「3シリーズ Li」を発表。会場の模様をビデオで公開している。

「i8コンセプト・スパイダー」は、昨年7月に発表された次世代スポーツカー「i8 コンセプト」のオープントップ版。フロントに搭載した電気モーターで前輪を駆動し、さらにリアに置かれた1.5リッター3気筒ターボ・エンジンで後輪を駆動するというハイブリッドのパワートレインはクーペのi8と共通だが、2+2レイアウトだったシートは後部座席をなくして2シーターとされている。エンジン223ps+モーター131psで合計354psという最大出力を発揮し、0-100km/h加速5秒、最高速度250km/hという動力性能を誇りながら、燃費はEUテスト・モードで33.3km/リッターを記録するという。モーターだけでも最大30kmの距離を走行可能で、リチウムイオン・バッテリーは家庭用コンセントから2時間以下で充電できる。今回、BMWはこのような次世代モデルに採用されるハイブリッドのパワートレインを「e Drive」と名付けるという発表があった。



クーペ版のi8コンセプトと同様、i8コンセプト・スパイダー車体の構造は「ライフ・ドライブ」アーキテクチャと呼ばれ、カーボンファイバー製セルで乗員を守る「ライフ・モジュール」と、主にアルミニウム製パーツで構成されるシャシーの「ドライブ・モジュール」を組み合わせたもの。発表されている車両重量は1,630kgと、クーペ版i8より150kg増加している。もちろんこのi8シリーズでも、前後重量配分はBMWが拘る50:50を達成。全長4,480mm × 全幅1,920mm × 全高1,208mmという車体サイズは、i8クーペより僅かにコンパクトになった。



北京で発表されたもう1台、「3シリーズ Li」はぐっと現実的かつ世俗的な、要するに新型3シリーズのロングホイールベース版。BMW 3シリーズといえば運転を楽しむことに開発主眼が置かれた "ドライバー優先" のコンパクト・セダンとして知られているが、あちらのお国ではこのクラスのセダンでも "後部座席優遇" のショーファー・ドリブン(運転は運転手に任せてオーナーは後部座席に乗るクルマ)としての需要が高いらしい。



後部座席の居住性を高めるために、通常の3シリーズ・セダンよりもホイールベースが11cm延長されたフロアは、今後登場する「3シリーズ グランツーリスモ」でも共有すると言われている。中国で発売される3シリーズ・ロングホイールベースは、「320Li」「328Li」「335Li」の3モデルで、生産も現地の合弁工場で行われるようだ。大きくなった後部ドアと、サイド・ウインドウを囲むクロームの飾りに注目。



BMWグループの中国における今年第1四半期の販売台数は、前年同期と比べて37%も伸びたという。ただし昨年以降は、景気減速などの理由から中国の高級車市場の伸び率は鈍化しており、現地販売店では大幅な値引きによって在庫を捌いているという話も聞こえてきている。中国人のために中国で作られるロングホイールベースの3シリーズは、そんな中国市場において極めて重要な意味を持つモデルなのだ。

中国製3シリーズは今年末までに、i8シリーズは数年内(2014年頃、と見られているようだ)に発売される予定だ。



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