フォルクスワーゲンの「ザ・ビートル」、日本でも受注開始!
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは20日、新しく生まれ変わった「ザ・ビートル」の注文受付を開始するとともに、6月1日から全国の販売店で発売すると発表した。

天才技術者フェルディナント・ポルシェによって設計された "元祖" フォルクスワーゲン・ビートルは、空冷式水平対向4気筒エンジンを車体後部に搭載するドイツ生まれの偉大なる大衆車。第二次世界大戦前の1938年にはその量産化に向けた原型が完成し、戦後の1945年に本格的な生産が始まった。それから本国を遠く離れたメキシコで2003年に生産終了となるまで、累計2,152万9,464台が作られた。

その後継車「ゴルフ」の4代目をベースに、エンジンの搭載位置をフロントに移して丸いビートルのフォルムを再現したいわゆる "懐古モデル" が、1998年に発売された「ニュー・ビートル」。今回日本で受注を開始した「ザ・ビートル」は、そのフル・モデルチェンジとして2011年4月に発表された昨年の東京モーターショーでも展示されていたので、すでにご覧になった方も多いだろう。



全長4,270mm × 全幅1,815mm × 全高1,495mmというサイズは、これまでのご先祖たちより一挙に約20cm近くも長くなり、車幅は空冷エンジンのビートルより約25cm、先代のニュー・ビートルと比べても約8cm拡がった。それでいてルーフの高さは最も低い(約5mm)のだから、過去のビートルらしい "ずんぐり" したスタイルよりも、スポーティに見えるのは当然、狙ったものだろう。

日本仕様のザ・ビートルは、内外装をカラー・コーディネイトした「デザイン」と呼ばれるトリム・グレードと、それにレザー・シートなどを装備した豪華版の「レザー・パッケージ」という2グレードの導入が予定されているが、現在注文を受け付けているのはレザー・パッケージ仕様だけ。価格は303万円(消費税込み)となっている。250万円で買えるファブリック・シートのエントリー・グレードは、今のところまだ導入時期未定だとか。

ちなみにレザー・パッケージでは、シートがヒーター付きの革張りになるだけでなく、ヘッドライトはバイキセノン、アルミホイール&タイヤは17インチ(215/55R17)、エアコンは前席左右独立自動調整式となり、ステアリング・ホイールにはパドルシフトが付く。



ボディ・カラーは、キャンディホワイト、トルネードレッド、サターンイエロー、デニムブルー、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの全6色。イエローとブルー以外なら、受注生産としてベージュのシートも選べるようになるはずだが、現時点ではこれも導入時期未定。

パワートレインは今のところ1種類のみ。105psの最高出力と17.8kgmの最大トルクを発生する排気量1,197cc直噴直列4気筒インタークーラー付きターボ「TSI」エンジンに、7速デュアル・クラッチ式「DSG」トランスミッションの組み合わせ。JC08モード燃費は17.6km/リッターとなり、購入時には10万円のエコカー補助金と、取得税および重量税が50%軽減されるエコカー減税の対象となる。ちなみにヨーロッパではこの他に、同じ1.4リッターでもターボとスーパーチャージャーの両方を備えて160psを発揮する "ツインチャージャー" ユニットや、スポーツ仕様には200psの2.0リッター・ターボまで用意されている。

日本で最初に導入される1,000台を注文した方には、「The Beetle」のロゴとカブト虫のデザインが施された日本導入記念限定ナンバープレートフレームがプレゼントされるという。
余談だが、ドイツ本国でもこの新型ビートルは「The Beetle」と(Der Beetleではなく)呼ばれるようだ。そしてアメリカでは単に「Beetle」だが、同じ英語圏のイギリスではやはり「The Beetle」と "The" が付く(各国の正式サイトにおける表記参照)。



「21世紀のビートル」として登場したザ・ビートルは、これまで以上に運転や所有する「楽しさ」がアピールされている。初代ビートルは、大衆車として開発されながら、世界中の人々が思い思いの楽しさを見い出していったクルマだった。今度ははじめからメーカーが「楽しいクルマ」として企画したザ・ビートルを、オーナーやカスタム・ショップがどれだけ「もっと楽しいクルマ」にしていけるか。そういう意味では、何やら我が国における「86」と似たところがあるような。

なお、今週末の4月20日〜22日には、東京丸の内で「The Beetle PARADE」というイベントが開催されており、時間限定で解放されるというキャンディホワイトのザ・ビートルには、実際に触れてみることも出来るようだ。

このイベントやクルマについての詳しい情報は、以下のリンクからフォルクスワーゲン・グループ・ジャパンのザ・ビートル・スペシャルサイトをご覧いただきたい。

Volkswagen The Beetle Special Site

Related Gallery:2012 Volkswagen Beetle
2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle2012 Volkswagen Beetle


Related Gallery:2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos
2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos2012 Volkswagen Beetle New York 2011 Photos



【PR】ザ・ビートルの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの買い取り価格を調べてみよう!