【レポート】かなり的外れで笑える!? 米経済誌の「日本でEVが不人気」というレポート
今回は米の経済紙『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』に掲載された記事の一つをご紹介しよう。「日本国内では福島第一原発の事故以来、電力供給が不安定な状態にあるため、EV車のイメージがマイナスに変わりつつある」というこの記事。詳細は以下を読んでいただきたいが、日本人からするとかなり的外れとも取れる内容が書かれている。

「日産は、2015年までに全世界で150万台のEVの販売を目標としているが、同社のEV「リーフ」は2010年の発売以来、日本国内で販売されたのは、たったの1万2千台。日産や三菱が被災地に送ったEV車が現地で大いに役にたったことや、震災による津波にもリーフのバッテリーが耐えたことなどを日産は必死にアピールしているが、効果は薄いようだ。

EV不振の原因の一つは、原発事故の影響で電気代の値上がりが検討されていることだ。今まではガソリン車よりも、EVの方が燃料費の面ではるかに経済的と思われてきたが、電気代が上がれば、このメリットもなくなってしまう。これからますます日本の消費者の心がEVから離れていくことが懸念されている」

と記事には書かれている(一部を加筆・修正)。確かにリーフの販売が日本国内でいま1つなのは確かだが、それは販売価格の高さや航続距離への不安によるところが理由だろう。この2点が解決されれば、リーフが国内でヒットする可能性は高いはずだ。また、電気代の値上げは深刻な問題だが、現在のガソリン価格の上昇を考えると、今後EVの人気が現在より高まることは間違いないはず。

問題を大きく伝えたがるのはメディアの宿命とも言えるが、この記事はあまりにも日本の社会への認識が欠けていると言わざるを得ないだろう。

By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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