現在開催中の2012年ニューヨークオートショーで、ホンダはフラッグシップセダン、アキュラ「RLXコンセプト」を世界初公開した。

北米市場の回復と拡大に伴い、各メーカーが中型、大型車の展示に力を入れる中、ホンダの目玉がこのモデル。

最大の特徴は、フロントに3.5L直噴V6エンジンとモーター内蔵の7速のデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせた、操る楽しさと燃費性能 の両立を狙った高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を採用したこと。

デトロイトでデビューした「NSXコンセプト」に採用予定のシステムと基本は同様だが、ただし、NSXとは正反対に、RLXではエンジンがフロントにあるためエンジンはフロントタイヤを駆動して、リヤタイヤ左右をインホイールモーターが駆動することになる。

因みに、このシステムでは、エンジンとモーター、リヤのインホイールモーターのトータル出力が370馬力以上の出力とされ、1クラス上の動力性能と、1サイズ下のミッドサイズセダンと同等の1ガロンあたり平均30マイルの燃費を達成する予定といわれる。

さらに、2輪駆動タイプをラインナップし、そちらは、310馬力を発生する次世代3.5L直噴V6エンジンに6速ATを組み合わせ、アキュラ初となる電動 アクチュエーターによる制御システム「Precision All Wheel Steer」を採用。後輪のトー角を、左右独立で制御することで、軽快なハンドリングと優れたコーナリング性能を実現するとのこと。

RLセダン(日本名レジェンド)でも、おとなしめの車体にホットなエンジンと走りにこだわった最新のメカニズムを採用していた伝統もあり、ホンダらしいと いえばホンダらしい1台であり、2013年初頭に発売予定とされるRLXコンセプトの成功がNSXコンセプトの発売へとつながることを期待したい。

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