【ビデオ】スバルの新型スポーツカー「BRZ」が、初めてレースに参戦!
スバルから発売されたばかりの新型スポーツカー「BRZ」をベースにしたレースカーが、2012年SUPER GTシリーズ開幕戦で初めてレースに参戦。その戦いぶりをまとめたビデオが公開さた。

ランボルギーニガヤルドアストン・マーティンヴァンテージメルセデス・ベンツ SLS AMGアウディ R8フェラーリ 458ポルシェ 911シボレーコルベット、そして昨年の優勝マシンであるBMW Z4‥‥。これら世界のスーパー・スポーツを相手に、スバル BRZ日産 GT-Rが闘うというのだから胸が熱くなる。今年のSUPER GT GT300クラスは見逃せないレースになりそうだ。



今シーズン、SUPER GTのGT300クラスに海外勢のクルマが増えた理由は、「割と手頃な価格で買える、市販レースカー」として世界中で人気を博している「FIA GT3」クラスの車両が、ほぼそのままの状態で参戦できるようになったから。市販スポーツカーをベースに限られたレース用の改造を施したGT3マシンは、FIAによって厳正な審査と性能調整が行われている。これまでもポルシェ 911が代表するようにGT3マシンをベースにしたGT300クラスの出場車両はあったわけだが、今年から日本の開催者側で、FIAの定めた性能調整をそのまま受け入れることにした。ヨーロッパを中心としたレースですでに実績のあるマシンが3,000万円~4,000万円程度で買え、ほとんど手を加えずに出場できるのだから、これで参戦するチームが増えるのも頷ける話だ。



そもそも「GT300」という名称は、出場車両の最高出力を300馬力に規制していたことから付けられたものだったが、FIA GT3クラスのマシンは500馬力以上を発生し(ベースとなる市販モデルが500馬力オーバーを誇るものも珍しくないわけだから当然と言えば当然)、それが制限されなくなったので、ストレート・スピードは速い。

翻って日本車は、改造範囲の広いJAF-GT規格に基づいて製作された車両がほとんど。BRZだけでなく、トヨタ プリウスのようなクルマまで、市販モデルから大幅にモディファイされた姿で出場しているのはこれによるもの。派手なエアロパーツで武装したボディの形状からは高いダウンフォースを得られ、またシーズン途中で改良したパーツを投入することもできる(FIA GT3は1年ごとに改良するしかない)。

つまり、ハイパワーでストレート速度が高いFIA GT3車両に対し、JAF-GT規格のマシンはコーナリング性能と燃費の良さ(耐久レースでは強みとなる)で勝るという構図になるわけだ。中でもBRZは、辰巳英治総監督がビデオの中で語られているように、軽量かつ低重心な水平対向エンジンの特長を生かし、「コーナーにおける切り返しの速さ」が武器となる。



さて、それでは3月31日〜4月1日に岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT開幕戦におけるBRZの戦いはどのようなものだったのか。文末にご紹介するビデオをご覧いただければお分かりになるが、結果は残念ながらディファレンシャル・ギアのトラブルにより50周目でリタイア。何しろこれがデビュー・レースだったのだから、トラブルが出てしまうことは致し方なし、というところだろう。これからの熟成に期待したい。この1戦だけでも速さの向上はみられたようで、辰巳監督と山野哲也・佐々木孝太両選手の表情は決して暗くない。



次戦は舞台を富士スピードウェイに移して5月3日〜4日に開催。第1戦より長丁場となる500kmレースだ。応援に行きたい、という方は以下のリンクから公式サイトをご覧いただきたい。前戦のリザルトもこちらこらどうぞ。

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