「マツダ ロードスター」がイギリスGT選手権に参戦!
マツダのイギリス法人であるマツダUKは、日本では「ロードスター」の名前で知られている2座オープン・スポーツ「MX-5」で、2012年のイギリスGT選手権に参戦すると発表した。

イギリスGT選手権は、名前の通り市販スポーツカーをベースにしたマシンで、主にイギリス国内のサーキットを舞台に競われるレース・シリーズ。2012年は4月にオールトン・パークで開催される第1イベントを皮切りに、全部で7イベント/10レースが開催される予定だ。イベントによってスプリント・レースを2回開催する場合と、2時間または3時間のセミ耐久レースを行う場合がある。

マツダ MX-5が参戦するクラスは、レースのための改造範囲が狭い「GT4」クラス。基本的に "ロード・リーガル" 、つまり合法的に公道走行が可能な状態でなければならず、またGT4事務局から1度車両が認可されたら、その後はチームが勝手に改造してはならないという規則がある。

2011年にこのクラスから出場した車両は、「ロータス・エヴォーラ」「アストン・マーティン ヴァンテージ」「ジネッタ G50」、そして年間チャンピオンを獲得した「KTM X-Bow」など。"公道用市販スポーツカー" といっても大メーカーによる量産モデルに限らず、そもそも成り立ちからしてレーシング・カーを公道用に仕立てたような少量生産のクルマもあるのでかなり手強い。



そんな相手を向こうに回して戦う我らがマツダ MX-5は、昨年のブリットカー・プロダクション GTN選手権に出場して年間ランキング5位に入った車両をベースに、今回新たにGT4レギュレーションに合わせてエンジンをパワーアップすると同時に、1000kgと定められた最低車両重量をクリアするため、150kgのバラストが積まれている。

315馬力という高出力にチューンされた排気量2.0リッターの直列4気筒エンジンは、パドルシフト付きヒューランド製6速シーケンシャル・ギアボックスと組み合わされ、最高速度160mph(約257km/h)、0-60mph(約96.5km/h)を3秒で加速するという。マツダUKによれば、この「マツダ MX-5 GT」と名付けられたレースカーは「世界で最も速く、最もパワフルなMX-5」であるそうだ(こんなのは別として)。

優れているのは動力性能だけではない。昨年のレース活動を通じて磨かれたハンドリング性能から、MX-5 GTはあらゆる路面で安定感があり、乗りやすく、しかも "ファン・トゥ・ドライブ" なクルマに仕上がっているそうで、これは耐久レースにおいて特に強さを発揮するポイントとなる。



来年2013年には、いよいよ新型が登場すると見られている、MX-5ことマツダ ロードスター。ライトウェイト・スポーツ本場のイギリスで戦われる今年のレース参戦で、是非ともNC型の "有終の美" を飾ってもらいたいところだ。

最後に、これは昨シーズンのものではあるが、イギリスのイオタ・スポーツによるMX-5 GT製作の様子を収めたビデオをご紹介しておこう。



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