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先月開催された「東京オートサロン2012」の会場に、1台の美しい「シボレー・インパラ」が展示されていたので、遅ればせながらご紹介したい。

まるで彫金が施されたような美しい模様が全身を彩るこの1959年式シボレー・インパラは、特殊なカスタム・ペイントを得意とする「アルティス」が手掛けたもの。一見、アルミのような金属の地肌が鈍い光沢を放っているように見えるボディだが、実は全て塗装。奈良県の「ペイントスター」という会社が開発した「ハイパー・メタル・クローム」という非常に粒子の細かい高輝度なメタリック塗料を使用しているそうだ。



立体的な模様はプレスによって成形されたものではなく、マスキングによって段差を付け、塗り重ねたサフェーサーによって作り出しているという。その上から上述のクローム系塗料をエアガンで吹き付け、さらに専用のクリアを上塗りして仕上げるそうだ。綺麗な格子柄は、「自転車のカゴのような網を乗せて、上からサフェーサーを吹いて」下地を作るとか。この塗装技術は「3D ジャックポット・フラッシュ・ペイント」と呼ばれ、「洗車しても全く問題ない」そうである。



ここまで完成させるには、「6人がかりで、3ヶ月」かかったそうで、その費用は約500万円。もちろん、ベース車両の価格と機関のレストアにも費用は別途必要だから、これと同じクルマを手に入れようと思えば、それなりの金額を用意しなければならない。とは言え、上手くベース車を選べは、高級輸入車を新車で購入するよりも、ずっと安く抑えられそう。存在感ならメルセデスジャガーはもとより、ベントレーにだって負けないだろう。

その鱗を纏ったような全身像から「メタル・ドラゴン」と名付けられた'59 インパラ。来場者の投票によって選ばれる「東京国際カスタムカー・コンテスト2012」では、インポートカー部門優秀賞を獲得した。



ご自分の愛車にもこんな立体的な特殊ペイントを施したい、と思われた方は以下のリンクからアルティス公式サイトをどうぞ。例えばボンネットだけなら、20万円前後から仕上げることが可能だそうだ。

ARTIS(アルティス)

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