「セリカ・ターボ」に「6輪タイレル」!懐かしいレーシングカーが、RCカーとして再登場!
前回の「エンツォ フェラーリ」に引き続き、模型メーカーのタミヤが発売する新製品の中から、今回は懐かしいレーシングカーがRC(ラジオ・コントロール)カーとして登場するのでいくつかご紹介しよう。 "日本車ベースのシルエット・フォーミュラ" と "異形の6輪F1マシン" である。

まずご紹介するのは、1977年に当時の「グループ5」規定に基づいて製作されたレーシングカー「トヨタ セリカLBターボ」。ベースになっている市販車は、トヨタの初代「セリカ」なのだが、その面影はルーフとドアの形状、そしてCピラーやテール・ランプのデザインに僅かに残る程度。ボディの大部分はGFRP(グラスファイバー)製のパネルで作り替えられている。エンジンは排気量1,968ccのトヨタ製18R-G型を2,090ccにまで拡大、KKK製ターボ・チャージャーを組み合わせて560馬力を絞り出した。打倒「ポルシェ935」を目指し、ドイツで開発されたこのクルマは、1970年代後半にRCカーやプラスティック・モデルとして数多く商品化されていたので、懐かしく思い出す方もいらっしゃるのでは? 

今回発売される製品は、当時と同じように組み立て式電動RCカーとしての登場だが、中身はもちろん現代のRCカーとして再設計されており、TT-01 Type Eと呼ばれるシャシーに縦置きされる540タイプ・モーターによって4輪を駆動。往年のレーシングカーの姿をしていながら、現在開催されているレースでも戦える、というあたりがRCカーの面白いところ。ゼッケン68番の青いボディ・カラーは、ベルギーのゾルダー・サーキットで開催されたノンタイトル戦で、"常勝マシン" として名高かったポルシェ935を破り、初優勝した車両を1/10スケールでモデル化したものだ。価格は、プロポ・セット(送受信機やサーボ等)とバッテリーは別売りで、1万3,440円(消費税込み)。
34年前にやはりタミヤ(当時は田宮模型)から発売された電動RCカーと比べて、消費税分を別にすれば800円しか高くなっていないことに驚かされる。2月11日頃発売だから、そろそろ店頭に並んでいるはず。自分で作るのは面倒だという方には、遅れて3月11日頃、完成RCカーとしても発売されるのでそちらをお勧め。プロポ・セットやバッテリーなど全て付属して価格は2万6,040円となっている。



そしてもう1台、6輪のF1マシンとして有名な「タイレル P34」。故ケン・ティレル氏が興したイギリスの名門チームは、1970年代の日本では「タイレル」と表記されることが多かったのだ。空気抵抗を抑えるため小径のフロント・タイヤを採用し、接地面積の減少はタイヤの数を増やして補うという奇想天外なアイディアは、ティレル・チームの草創期を支えたデレック・ガードナーによるもの。デビューから3戦目の1976年モナコGPでは2位・3位入賞、次戦スウェーデンGPではポール・ポジションから1位・2位を獲得するという速さを見せたが、翌1977年になるとグッドイヤーに特注していた専用小径タイヤの開発が進まず(進めてもらえず)戦闘力は低下。F1史上初の6輪車は2年でグランプリから姿を消した。

今回タミヤから発売されるのは1977年のモナコGP仕様。白/青に塗り分けられたカラーリングに、前年仕様のカウルを装着しているところが特徴だ。こちらも1/10電動RCカーで、組み立てキットと完成済みモデルが発売される。ボディだけでなく、リア・ウイングやコスワース製DFVエンジン、エア・ファンネルまでポリカーボネートでリアルに再現されており、飾って置いても充分、鑑賞に堪えられるだろう。価格は、2月25日頃発売予定の組み立てキットが2万3,940円。完成済みモデルは3月31日頃発売予定で、こちらは3万2,340円(いずれも消費税込み)。どちらもプロポ・セットとバッテリーは別売りとなる。限定生産品なので気になる方はお見逃しなく。ちなみにこのタイレルも1977年に田宮模型からRCカーが発売されており(内容・仕様は異なるが)、その時の価格は9,800円だった。

前回と今回ご紹介したタミヤ製品は、価格から見ても「大人のホビー」向けのものばかり。まだまだ寒い日が続く今日この頃、夜は早めに帰宅して、憧れの名車をご自分で作り上げてみてはいかがだろう? 気候が暖かくなったら、RCカー(再?)デビューもお勧めだ。
機会があれば、次回はもっと手頃な価格の製品もご紹介したい。

【Source: タミヤ

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