【ビデオ】日産、マイナー・チェンジされた「フェアレディZ」をシカゴで発表!
日産は7日、フェイスリフト(マイナー・チェンジ)された「フェアレディZ」の概要と画像及びビデオ映像を発表した。実車は8日に開幕するシカゴ・オートショーで公開される。


「Z」の愛称で知られるフェアレディZは、1969年にロング・ノーズが美しい初代「S30型」が発売されて以来、(途中不在だったり放置されたりしていた時代もあったが)日本生まれのミドルクラス・スポーツカーとして世界中で愛され続けてきた。特にアメリカでは人気が高く、歴代モデルは数多くの映画やミュージック・ビデオにも登場している。「Z34型」と呼ばれる現行モデルは6代目。フロントに搭載するV型6気筒エンジンの排気量(3.7リッター)から、日本以外の国では「370Z」という車名を名乗る。「フェアレディ」という伝統ある優美な名前は、日本だけの呼称だ。



2008年末(アメリカでは2009年1月)の発売から4年目に行われる今回のフェイスリフトは主に外観に関するもので、最も目立つ変更点はフロント・バンパーに埋め込まれた縦型のLEDデイタイム・ランニング・ライト。先代モデル「Z33型」の特徴だったマーカー(リフレクター)を思い出させるこのディテールは、キープ・コンセプトとして登場したZ34型にも、最初から付いていたのではないかと思わされるほど、よく似合っている。アルミ・ホイールは18インチ・19インチともデザインが変更され、ボディ・カラーに新色の「マグマ・レッド」と「ミッドナイト・ブルー」が追加された。
アメリカでは「スポーツ・パッケージ」と呼ばれる仕様では、さらに "ユーロ・チューン" のショック・アブソーバーが組み込まれ、ブレーキ・キャリパーが赤く塗られる。日本では「バージョンS」及び「バージョンST」のブレーキにこのレッド・キャリパーが採用されるかも知れない。
インテリアの変更はほんの僅か。3連メーター左側(燃料計)のバック・グラウンドが、これまでのシルバーからダーク・グレイになったことくらいだ。
さらに北米仕様では黒いカバーが嵌め込まれていたリア・フォグランプ部に、赤いリフレクターが装着されたというけれど、我が国ではリア・フォグランプが全グレードで標準装備となっているので関係なし。



アメリカで「NISMO 370Z」という名称で販売されている高性能バージョン(日本の「Version NISMO」に相当する)に関しては、フロント及びリア・バンパーの形状やホイールを含めた足回りの仕様が標準モデルとは異なるため、上記のような変更は適用されないわけだが、代わりに「GT-R」譲りの高剛性ブレーキ・ホースと高性能ブレーキ・フルードを採用し、スピーカーを増設したボーズ・プレミアム・オーディオが搭載されるという、外からは見えないアップグレードが施された。

最高出力336ps(NISMO 370Zは355ps)を発揮するVQ37VHR型エンジンのスペックに変更はなし。これまで通り、6速MTまたは7速ATが組み合わせれ、後輪を駆動する。2シーター・クーペとオープントップのロードスターという2種類のボディが用意されるのも、今までと変わらない。



日本では、上にGT-R、下にマツダ ロードスター、横にスバル WRX STIという個性派に囲まれ、ともすれば名前の浸透度のわりに印象が薄く感じられることもあるフェアレディZ。しかし、336馬力のスポーツカーが365万円で買える(1馬力あたり約1万860円!)と考えれば、実は非常にコスト・パフォーマンスが高いクルマであるとも言えるのだ。
今回フェイスリフトされた2013年型モデルは、8日から始まるシカゴ・オートショーで一般公開された後、アメリカでは6月に発売される予定。日本でもその頃には新しいフロント・マスクに切り替わるはずなので、購入を検討されている方はもう少し待ってみてもよさそうだ。



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