【レポート】「広告より燃費が悪い」とホンダが敗訴した裁判の詳細情報
アメリカのカリフォルニア州で、2006年型ホンダ「シビックハイブリッド」を所有する女性が、「広告で紹介されているより燃費が悪い」としてホンダに損害賠償請求をしていた裁判で、ロサンゼルス郡地方裁判所は女性の訴えを認め、ホンダ側に9867ドル(約75万円)を支払うよう命じた。

シビックハイブリッドの燃費が広告以下であることについては、既に集団訴訟が進められている。この女性はその原告の1人だったが、ホンダが提示した和解案(1人につき100~200ドルの損害賠償とホンダの新車購入時1000ドル割引き)と、原告団の雇った弁護士の費用(約6億5000万円)に納得できなかったことから、今回、個人で少額訴訟に持ち込んだ。少額訴訟は、賠償額は多くないものの(カリフォルニア州では上限1万ドル)、弁護士費用が不要で判決まで長くかからないのが特徴だ。

判決の理由について裁判所は、「女性が車を購入した時点でホンダは広告上の数値に問題があることを認識していた」とし、「詐欺行為にあたるが意図的なものではない」と結論づけた。これに対してホンダ側は、「自動車メーカーはアメリカ環境保護庁(EPA)が計測した最高燃費の数値を表示することが義務付けられている。それに従ったまでで、原告をだましたわけではない」とし、上訴する意向を表明していることをAP通信が報じている。

今回、原告女性が少額訴訟制度を用いて"勝訴"を勝ち取ったことは、前述の集団訴訟の原告たちの動きに大きな影響を与えそうだ。彼らがホンダとの和解に応じるか、拒否するかの署名期限が今月11日に迫っているため、女性のもとには昔の"原告仲間"から相談や問い合わせが相次いでいるという。今後の動きに注目だ。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連リンク
アメリカの女性野球ファン強し!? 試合もしてないライバルチームファン相手に大ゲンカ!

【ニューヨーク国際オートショー】ホンダが新型「シビック」ファミリーを発表

ホンダ、新型「シビック」をアメリカで発売!忍者ガールが登場するCMもご紹介!
トヨタ IQ、"最もグリーンなクルマ" に選ばれる!
【捕捉】 
rakugakidou.net
【PR】 シビックの購入を考える前に!まずは愛車の現在価格を調べよう!