【レポート】容疑者の車に無断でGPSを取り付け、追跡するのは違憲! 米最高裁が判決
アメリカではFBIや警察などの法執行機関が、捜査の一環として捜査対象者の車両に全地球測位システム(GPS)の発信機を取り付けることがある。しかし今後は、GPSによる追跡には令状が必要となった。

米『The Detroit News』誌ウェブサイト版の報道によると、米連邦最高裁は23日、"本人への通知なしに個人を(GPSによって)追跡しても許可は不要"とする警察側の主張に対し、満場一致で違憲であるとの判断を下した。

争点となったのは、コカイン密売の罪で無期懲役となったワシントン近郊のナイトクラブ経営者の追跡捜査だ。警察は、経営者の妻の所有するジープ「グランドチェロキー」にGPS発信機を取り付け、追跡調査を実施。それが証拠の発見につながり、経営者は逮捕されている。 しかし、アントニン・スカリア最高裁判事は、「GPS発信機の設置は、捜査の情報収集のために個人の所有物を物理的に押収することに値する」とし、米国憲法修正第4条の定義に反すると判断したようだ。

ちなみに今回の事件で警察側は、容疑者の妻の車へのGPSの取り付け許可を裁判所から得ていたが、それを許可する令状に定められていた"10日間以内の設置"という期間を過ぎてしまったために裁判となったという。

By Zach Bowman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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