容量は1000倍で、サイズは5分の1、寿命は5倍! EVに革命を起こすリチウ
電気自動車(EV)の最大の課題は、いかにして航続距離を伸ばすかだ。現在EVに使われているリチウムイオン電池は、ハイブリッド車に使われているニッケル水素電池に比べればはるかに電気容量は大きいものの、航続距離はせいぜい200キロと言われている。航続距離を伸ばすために電池のサイズを大きくするという手もあるが、そうなると今度は電池を積むスペースの問題が出てきてしまうため実現は難しい。

そこで最近注目を集めているのが、リチウム空気電池だ。開発に積極的に取り組んでいるIBMによれば、リチウム空気電池のエネルギー密度は標準的なリチウムイオン電池の1000倍以上。さらにサイズは5分の1、寿命は5倍といいことずくめだという。

リチウム空気電池の実用化にあたっては電解液の不安定さに課題が残っていたが、それも解決できる見通しが立ち始めたため、実用化が一段と現実味を帯びてきている。IBMは、2013年までにリチウム空気電池を用いた試作車を完成し、2020年までには電池の市販化にこぎ着けたいと話しているという。

この電池が実用化されれば、車が全てEVに置き換わるという予測も現実のものになるかもしれない。

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