東京モーターショーも無事終了したが、ステージの一角にトヨタの最高級セダン"センチュリー"を思わせる濃紺の車両が鎮座していたことに気づかれただろうか?

この車両は"FSハイブリッドコンセプト"と呼ばれる関東自動車工業の参考出品車であり、サイズや重量等のスペックも一切公表されていない謎めいたコンセプトカーであった。

関東自動車工業は、トヨタグループの自動車メーカーで、2012年1月1日よりトヨタ自動車の完全子会社になった企業である。
同社は先日発売されたハイブリッドコンパクトカーのアクアやカローラから、レクサスのIS、GS、そしてトヨタの最高級車センチュリーまで幅広く開発、生産している。つまり、多くの人がトヨタブランドとして親しまれてきた車の多くは関東自動車工業で開発、生産された車であるのだ。

そんな同社のブースに登場した「FSハイブリッドコンセプト」は、次期型のセンチュリーに通ずるコンセプトが盛り込まれている。説明員によるとこのモデルは、あくまで新しい機能を具現化したコンセプトモデルとのことである。主な特徴は後席のウインドウが通常の透明な状態からスイッチ一つでスモークガラスへ変化する装備と、後席のVIPの乗り降り性を飛躍的に向上させる観音開きドアと足の引っかかりをなくすための直角に設計されたBピラー、後席の後方からの日差しをVIPになるべく当てないようにしたそそり立つCピラーなどがある。
初代センチュリーが1967~1997年で約30年、2代目にあたる現行モデルが1997年~で約15年なので、まだまだモデル中期とも考えられるが、昨今の環境対応、燃費対応を考えるとハイブリッド化が必要となってくるであろう。

ベース車両に関しては、説明員は具体的に明かさなかったが、ヒントとしてこのクラスのハイブリッド車両ということを教えてくれた。このクラスであれば、自ずとLSがベースとなっていることが想像できる。
ちなみに車名のFSはフラッグシップ・セダンの略という。センチュリーハイブリッドコンセプトという名前ではなくFSという名称ということは、LSの上位機種、すなわちレクサスのフラッグシップという線も捨て切れない。

日産からもフーガベースでシーマやプレジデントが登場するという噂がでているが、迎え撃つトヨタとしてもセンチュリーのハイブリッド化は急がねばなるまい。

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