http://jp.autoblog.com/2012/01/05/suzuki-readying-next-gen-jimny-samurai/
スズキのインドにおける生産販売子会社マルチ・スズキは5日、デリーで開催されているオート・エキスポの会場で、SUVのコンセプトカー「XAα」を発表。噂されていたような「ジムニー」の後継、というわけでもなさそうだ。

全長4mというSUVにしてはコンパクト・サイズのXAαは、都市で生活する若者をターゲットにデザインされたという。
事前に車体の一部が画像によって明らかにされた際には、「ジムニー」の後継車かという憶測を呼んだが、今回初めて公開された実車はジムニーより明らかに一回り以上大きい。それもそのはず、プラットフォームには現行型「スイフト」のものが使われているからだ。ということは、ジムニーのようなラダー・フレームではなく、パワートレインはスイフトの4輪駆動モデルと同様、横置きエンジン+ビスカスカップリング。これで「ジムニーの後継」と言われても納得できない方は多いだろう。

小さくても本格的なオフロード車として名を馳せているジムニーとは異なり、スズキによればXAαは「クロスオーバー・カテゴリーに新たなセグメントを創出する」ことを狙ったモデル、つまり、より乗用車的な用途も重視したコンパクトなSUVとして考えられたコンセプトカーらしい。マルチ・スズキによれば、XAαという名前の「α」は若者が連想する「流行」や「新しさ」を象徴し、「A」はSUVの入門カテゴリー、つまりコンパクトであるという意味、「X」はクロスオーバー・カテゴリーを表すそうだ。現時点では市販化は未定とのことだが、現地のいくつかのメディアによると、2013〜2014年頃に製品化することを目指している、とマルチの社員が語った、という話も聞こえてきている。



現行型が登場してからすでに13年以上も経つジムニーの後継を期待していた人はがっかりされたかも知れないが、主に街乗りを中心に長距離ドライブにも使える、大きさも価格も手頃でライトなSUVを求めている人には、なかなか魅力的なモデルに映るのではないだろうか。

1990年代半ばにはそんなコンパクトSUVも多かったが、三菱の「パジェロ イオ」はなくなり、トヨタRAV4」もスズキ「エスクード」もいつの間にか大きく立派になってしまった。残っているのはダイハツの「ビーゴ」くらいだが、スズキのXAαがこのままのデザインに近い形で市販されれば、マッチョでワイルドなスタイルが好みを分ける決め手となりそうだ。

スイフト・べースのSUV仕立てなら、技術的には市販化もそれほど難しくなさそうに思える。問題があるとすれば、スイフトより確実に悪化するであろう燃費を、このクラスの購買層(と時代の空気)がどのように見るか、ということではないだろうか。



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