【レポート】フェラーリのモンテゼーモロ会長がついにイタリア首相に立候補?
我々はこれまで、フェラーリにまつわる数多くの噂をお伝えしてきた。例えば新しく発表される車についてや、次はどのF1ドライバーと契約を結ぶのかなどだ。しかし、最近にわかに取り沙汰されているのは、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長に関する噂だ。どうやら彼は、イタリアの政界に進出するらしい。

モンテゼーモロ会長といえば、その経営手腕が高く評価されている人物だ。大学で法律を学んだ彼はフェラーリとフィアットの2社の立て直しに成功。その後、ワインで有名なチンザノ・インターナショナルや出版社の経営も経験し、1990年に開催されたワールドカップ・イタリア大会では組織委員会の最高責任者、世界最大のヨットレース、アメリカズカップのイタリアチームの最高責任者としてチームを率いた。まさに業界を問わず、幅広い分野でその才能を発揮している。

それゆえ、会長の政界進出はこれまでにもたびたび囁かれてきた。2009年、彼がシンクタンク「ItaliaFutura(イタリアフューチュラ)」を立ち上げると、近い将来このシンクタンクを政党に変え、イタリア首相に立候補する可能性を専門家は指摘していた。そして先日、会長がItaliaFuturaのメンバーに宛てた手紙の中で「Luca di Montezemolo, Presidente di Italia Futura」とサインしたことで、これは選挙への出馬宣言ではないかという噂が一気に広まったのだ。奇しくもイタリアでは先月、長い間モンテゼーモロ会長と対立してきたベルルスコーニ首相が辞任、モンティ元欧州委員が新政権の首相に就任したばかり。出馬を表明するには絶好のタイミングと言えよう。

2013年に予定しているイタリアの次期総選挙は一体どうなるのか? もしモンテゼーモロ会長が専門家の言う通りItaliaFuturaを政党に転換させ、シンクタンクの職員や関係者を含めた4万人の票を動員するのであれば、彼の次の肩書は「イタリアの首相」になるのかもしれない。

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