フェラーリのモンテゼーモロ会長が明言!「599」後継は3月、「エンツォ」後継は2012年後半に登場
フランスの自動車ポータル・サイト「Caradisiac」が伝えるところによると、フェラーリルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、12気筒エンジンを搭載するベルリネッタ「599」の後継モデルを、2012年3月のジュネーブ・モーターショーで発表すると明言したという。さらに「エンツォ」の後継となるスーパーカーは2012年後半に発表されるそうだ。

これはルカ・ディ・モンテゼーモロ会長が、彼のフェラーリ入り20周年を祝う会食の席で、集まったイタリアのジャーナリストたちに語ったものだという。

すでに何度かテスト車両と思われるクルマが目撃されている「599GTBフィオラノ(日本では商標の関係から単に「599」と呼ばれる)」の後継モデルは、これまで通り12気筒エンジンをフロントに搭載することが確定済みとのこと。そしてこれまでに伝えられている情報によると、シャシーはライバルの「ランボルギーニ・アヴェンタドール」のようなカーボンファイバー製モノコックではなく、599と同じようにアルミニウム製スペースフレーム構造となるようだ。

現行モデルの599では、2010年に登場した公道用限定バージョン「599GTO」という進化型モデルにおいて、6.0リッターV型12気筒エンジンの最高出力は670psに達しているが、後継モデルではそれを凌ぐ700ps超というパワーが与えられると見られている。そのエンジンはフェラーリ初の4輪駆動GT「FF」に積まれる直噴ユニットをベースとし、排気量はFFの6.3リッターと同等かそれ以上。ということはモデル名も「6××」となるはず。車体後方に置かれるデュアル・クラッチ式7速2ペダルMTを介して後輪のみを駆動する。ベルリネッタの伝統通り、シートはフロント2座のみである。

そしてF40F50エンツォに続くフェラーリの限定生産スーパーカーについてだが、こちらは少量生産となることから、(エンツォと同様に)カーボンファイバー製モノコックが採用されるようだ。ミドシップ・マウントされるエンジンもやはり自然吸気のV型12気筒となる見込みだが、それにフェラーリの市販車として初めて、ハイブリッド・システムが組み合わされるという情報も入って来ている。現代のF1で使われているKERS(運動エネルギー回生システム)の技術を応用しながらも、ロードカー用として新たに開発されるそれは、単に「加速装置」として動力性能を向上させるためだけではなく、省燃費・低排出ガスという効果も狙ったものになる、とフェラーリのアメデオ・フェリーザCEOは最近のインタビューで語っている

さて、その次世代スーパー・フェラーリには、果たしてどのような名前が与えられるのか。スペックと同じくらい気になるところだ。モンテゼーモロ会長は、その質問には「"Enzo" を超える名前なんて、"Dio" しかないじゃないか!」と答えてはぐらかした(?)そうである。ちなみに「Dio」とは、イタリア語でGod、すなわち「神」という意味だ。(「Enzo」はご存じのようにフェラーリの創業者の名前)。
となると、日本ではまた(599GTBフィオラノに続いて)商標が問題になるだろう。
ホンダが同名のスクーターを販売しているからだ。

【Source: Caradisiac


■関連リンク
【レポート】フェラーリのモンテゼーモロ会長がついにイタリア首相に立候補?
【スパイショット】「599」の次期モデル「F620」の新たな姿をキャッチ!
【レポート】「エンツォ」と「599」の後継モデルはこんな車!

【噂】フェラーリのフラッグシップ・スポーツ「599」の後継車は2輪駆動で700馬力!?
【PR】フェラーリのニュー・モデル購入を考える前に!まずは現在お乗りの車の査定価格を調べよう!