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スズキは、間もなく発売される新型「スイフト スポーツ」を、一足先に東京モーターショー2011で公開している。旧モデルと比べて何処が変わったのだろうか?会場で実車をチェックしてみた。

スズキのコンパクト・カー「スイフト」をベースに、より高出力な1.6リッター・エンジンと6速トランスミッション(またはパドルシフト付きCVT)を搭載し、足回りを中心に走りの質を向上させるための改良を施したスポーツ・モデル、それが「スイフト スポーツ」だ。スペックについては以前ご紹介した記事をご覧いただくとして、今回は実車に触れてみた感想を中心にお届けしよう(ただし走らせたわけではないので、内外装の印象のみになることをお断りしたい)。



内外装の質感は、旧型に比べて大きく向上したと言っていいだろう。全体的にやや大人っぽくなっている印象だ。旧型ではボディ・カラーとコントラストを付けるかのようにガンメタリックに塗られていたフロント・バンパーの下側左右とサイド・スカートはボディ同色となり、ヤンチャなイメージから、統一感のある落ち着いた感じに。ホイールは17インチと一回り大きくなった。ただし、ブレーキ・ディスクの径は旧型と変わらないそうだ(フロント側は、厚みは増しているとか)。大きくなったフロント・グリルは、バンパーの下側もダミーではなく、ちゃんと開口されている。

サイズが大きくなったリア・スポイラーには、ハイマウント・ストップランプを内蔵。リア・バンパーはナンバープレートの設置されている周囲が大きくえぐられ、ハッチが開けやすくなった。取っ手がなくなったハッチ・ゲートはすっきりしている。

ヨーロッパ等で販売されているスイフト スポーツは3ドアだが、日本仕様はこれまで通り5ドアのみ。スズキの方によれば、「3ドアの要望もたくさんいただいている」そうだが、「5ドアもかなり軽く仕上がっているので、(日本では)どうかこちらで乗っていただきたい」とのこと。



インテリアの品質向上は外装以上。旧型では本革巻ステアリング・ホイールのスポーク下部になぜかレザーが貼られておらず樹脂製になっている部分があったのだが、新型ではちゃんレザーで覆われている。スズキの方に指摘すると、この辺はユーザーからの声を聞いた結果だそうだ。リム上側に張られたレザーも繋ぎ目が減り、質感が大きく上がった。ステアリングが、旧型ではチルト調整のみ可能だったのに対し、新型はテレスコピック側も調整できるので、ドライビング・ポジションの自由度が上がっているのも好印象だ。

スイフト スポーツはオーディオが標準装備されていないので、好みのシステムを選んで取り付けることが可能だが、ステアリングのスポークに設置されたオーディオ・コントロールのスイッチ類は、メーカー純正品のみ作動するとのこと。社外品を付けたい場合は注意が必要。

6速になったマニュアル・シフトは、ストロークの長さが旧型同様やや長め。それでも、動作は軽くて節度感がありそう。例えば同じ6速でも、マツダ ロードスターのような重めのショート・ストロークとはまったく違う。ホットハッチにはこちらの方が合っているかも知れない。

旧モデルではレカロ・ブランドのオプション品が用意されていたフロントのスポーツ・シートだが、新型では自社製品のみとなった。スズキの方に、レカロは評判が良くなかったのですか?と訊いてみたが、それは否定された。ただ、今回は自社製でいこうということで、開発には旧型(の標準品)以上に力を注いだという。
シート表皮には、摩擦係数の高い素材を使い、織り方も滑りにくく工夫されているそうだ。なるほど、手触りがざらざらした感じの繊維で、ざっくり織られているという感じ。座ってしまえば確かに滑りにくいのかも知れないが、肌が触れたときの印象は好みが分かれるだろう(もっとも、服を着ていればあまり肌が触れるということもない部分だが)。



価格は6MT車が168万円、CVT車は174万8,250円(いずれも消費税込)。今回のモデルチェンジでは、性能・燃費・装備・質感と全ての面で向上しているにもかかわらず、「なるべく、手の届きやすい価格でお客様に乗っていただきたいということで、がんばった(笑)」そうで、それほど値上がりしていない(先代モデルの後期型と比べると、MT仕様で5万2,500円、AT仕様で6万8,250円の価格アップ)。
6MT車は12月13日、CVT車は2012年の1月27日に発売される予定だ。

手頃な値段で、(絶対的な速さはともかく)スポーツ・ドライビングも楽しめて、日常の使い勝手も燃費もまずまずというクルマをお探しなら、スズキ・ブースでチェックしてみることをお勧めしたい。特に先代より僅かに赤みが強いブルーは、実物を見るとなかなかいい色である。


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