スバル、(開発中は「FT-86」と呼ばれていた)新型スポーツカー「BRZ」の画像を正式公開!
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スバルは29日、「FT-86」と呼ばれていたトヨタとの共同開発スポーツカー「BRZ」の画像を正式に公開した。

「BRZ」は、2.0リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動するスポーツ・クーペ。3年前からトヨタと共同で開発が行われ、2012年春には両社から発売されることが決定している。2日前にはそのトヨタ版が「86(ハチロク)」という名前で発表されたばかり。

スバルから発売されるBRZは、先日アメリカで開催されたLAオートショーに、高性能版の登場を仄めかすコンセプトカーという形で出展されているが、本日公開された画像は、その市販型となるモデルでこれが初公開。実車は明日(11月30日)、東京モーターショーおよびそのサテライト・イベント「SUBARU BOXER Presents : Exhaust Note RE-MIX NIGHT」(何とも期待させられるタイトルだ)でお披露目される予定だ。

「ピュア・ハンドリング・デライト」をコンセプトに開発されたというこのBRZは、低重心の水平対向エンジンを可能な限り低く、そしてコクピット寄りに搭載することで、"ウルトラ・ロー・センター" な重心のパッケージングを実現。「どんなドライバーでも安心して運転を楽しむことができるスポーツカー」に仕上がっているという。

全長4,240mm × 全幅1,775mm × 全高1,300mmというサイズは、先日発表された「トヨタ 86」と同じ。もちろんホイールベースも共通の2,570mmだ。車両重量は(トヨタからは発表がなかったが)1,220kg。車体の軽量化には腐心したようだが、いわゆる「ライトウェイト・スポーツ」とは呼ぶことに無理がありそう。2+2のシート・レイアウトを持つ、というから後部座席は人を乗せることをあまり考えていないようだ。



エンジンもトヨタ 86と共通(というか、内外装の一部と足回りのセッティング以外はほとんど共通のようだが)。ボアとストロークがどちらも86mmという水平対向エンジンは、このクルマのために専用設計されたスバル製。トヨタの直噴技術「D-4S」(ツイン・インジェクターによって直噴とポート噴射を使い分ける)が組み合わされ、200psの最高出力と20.9kgmの最大トルクを発生する。これまで、スバル版はトヨタより高出力なチューニングのエンジンが採用されるのではないか、と噂されていたが、取り敢えず発売当初に登場するモデルはトヨタと共通の仕様になる。

トランスミッションは6速MTと6速ATが用意される。ATにはモード選択スイッチが付くようで、「Sモード」ではシフトのレスポンスが上がり、「Mモード」に切り替えればステアリング・ホイールの裏側に設置されたパドルを引くことで自在にシフト・チェンジが可能。ダウン・シフトの際にはブリッピングもコントロールされる。

フロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンとなる足回りに、標準では17インチの軽量アルミ・ホイールが装着され、215/45R17というサイズのタイヤを履く。ホイールのデザインは、トヨタがヨーロッパ仕様として発表した「GT 86」のものと同じように見える。日本ではどうなるかまだ不明だが、あちらでは共通パーツがそのまま使われるのかも。

外観に関しては、主にフロント・マスクがトヨタ 86と差別化され、新型「インプレッサ」と共通モチーフの「ヘキサゴン」グリルや、フォグランプ周辺のデザインなどを含め、形状の異なるフロント・バンパーが与えられている。ヘッドライトはレンズの形こそ共通だが、その中に設置されたランプ類のレイアウトが違うようだ。
フロント周りでもう1つ異なるのが、フェンダーのAピラー根元に付けられたオーナメント。トヨタ 86には「86」を模ったエンブレムが付くのに対し、BRZではフィンのような形状のガーニッシュとなる。この辺り、好みが分かれるのではないだろうか。

当オートブログでは、明日開幕する東京モーターショーで正式発表された後、会場から新たな画像をお届けする予定なのでお楽しみに!

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【捕捉】 rakugakidou.net
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