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今月16日に開幕されたLAオートショーのイベントで、マツダの山内孝社長が今後の会社の戦略とロータリーエンジンについての見解を示した。

山内社長の話では、マツダは今後10年間で、日本を代表するイノベーターとして発展していく意気込みがあるという。中核的な戦略となるのがSKYACTIVテクノロジーであり、その技術を導入した新型モデルとなる2リッター直噴エンジン搭載の小型クロスオーバーSUV「CX-5」が披露された。

また、同社長は、東日本大震災が起きた時、世界各国から支援が差しのべられたことに感謝の意を表明した。更に、会社の枠を超えた協力体制にも後押しされ、当初予定の6~9カ月を大幅に下回る、3カ月という短い期間で製産体制の回復に至ったと述べた。

現在マツダが直面している難題は、長引く円高の克服だ。同社は2015年までの達成目標として、CO2排出量の大幅な削減や、平均燃費を2008年の水準から30%向上させること、年間販売台数を現在の130万から170万台に増やすことを掲げている。また、全社をあげての「モノ造り革新」に取り組み、SKYACTIV用のシャシー性能を向上させながらも、研究開発費を20%削減し、ガソリンエンジン開発においては60%のコスト削減を実現するなどの成果について触れた。

我々が最も関心を寄せるロータリーエンジンについては、これからもラインアップを拡大していくと表明。それと同時にCX-5を筆頭に、今後5年間で全6種の新SKYACTIVモデルを市場に送る予定だという。2010年に初公開された「Shinari コンセプト」の待望の市販化は、確実視できそうだ。マツダのデザインテーマであり、「魂の躍動」を意味する"Kodo(鼓動)"を具現化したこのコンセプトカーは、SKYACTIVの新モデルとして2013年までに市場に出るという。

今後のSKYACTIVモデルとロータリーエンジン搭載の新モデルの登場を期待しよう。

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