トヨタ、新型ハイブリッドカー「アクア」や小型FRスポーツなどを東京モーターショーに出展
トヨタは15日、東京モーターショー2011に出展する車両について概要を発表。近々発売予定のコンパクト・ハイブリッドカーやFRスポーツから、市販化までもう少しかかりそうな燃料電池自動車まで、「クルマのもつ『夢・楽しさ』を改めて提案」するという出品車の顔ぶれをご紹介しよう。

まずは注目の、プレスリリースに「小型FRスポーツ」と(だけ)記されている車両。間違いなく「FT-86」として知られるクルマのことだが、これについては「富士重工業とトヨタが共同開発した小型FRスポーツのプロトタイプ」と書かれているだけで、今のところまだ、画像なし、名称なし、スペックなし。といってもその多くがもうすでに漏れ聞こえて来ているわけだが、公式には東京モーターショー開会までのお楽しみ、ということにしたいらしい。

コンバクトなハイブリッド専用車「アクア」

そして海外では「プリウス c」という車名で販売されるコンパクト・ハイブリッドカー。日本では「アクア」と名付けられた。JC08モードで35km/リッター、10・15モードで40km/リッターという、「プリウス」(「L」グレードでそれぞれ32.6km/リッターと38.0km/リッター)を上回る燃費性能を誇り、「お求めやすい価格」で12月下旬に発売される予定だという。全長3,995mm × 全幅1,695mm × 全高1,445mmというコンパクトなサイズの車体に、「1.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせた最新の小型軽量ハイブリッドシステム」を搭載する。

「プリウス プラグイン ハイブリッド」

また、「プリウス」に高容量のリチウムイオン電池を搭載して家庭用電源からの充電を可能にした「プリウス プラグイン ハイブリッド」も出展される。現在はリースという形で官公庁や法人に使用されているこのクルマ、近距離ならバッテリーの電力のみによる "電気自動車" として走行することができるため、燃費はJC08モードで57km/リッターという非常に高い数値を記録する。2012年初めには、この環境性能をさらに強化した上で市販される予定だという。


燃料電池自動車「FCV-R」

さて、ここからは参考出品のコンセプトカーとして展示される車両について。
まず「FCV-R」は、水素を燃料として、そこから化学反応によって取り出される電力で走行する燃料電池自動車。全長4,745mm × 全幅1,790mm × 全高1,510mmというDセグメントに属するセダン型ボディ(「カムリ」より80mm短く、35mm幅が狭く、40mm背が高い)に、70MPaという高圧の水素タンクを搭載。航続距離は700km以上を達成したという。「実用性の高い燃料電池専用車」をコンセプトに、2015年頃からの市場導入を目指す。

「iQ」のEV版「FT-EV III」

お次は、小型電気自動車「FT-EV III」。というか、ご覧の通り「iQ」の電気自動車バージョンだ。全長3,110mm × 全幅1,680mm × 全高1,500mmというボディのサイズは、iQより120mm程度長いだけ。バッテリーはもちろんリチウムイオン。1回フル充電して走れる距離は105kmを想定しているというから、完全に近距離移動に特化した電気自動車として割り切るつもりらしい。ちなみに「日産 リーフ」はJC08モードで200km。「三菱 i-MiEV」は大容量バッテリーを積む「G」なら180km、廉価グレードの「M」でも120kmとなっている。

"つながる" コンセプトカー「Fun-Vii」

これらの他にも「ヒトとクルマと社会が "つながる" 未来の姿を具現化したコンセプトカー」という「Fun-Vii」という車両が出展されるそうだが、画像を見ても意味不明。「花柄のボディのクルマを、人がスマートフォンのカメラで写真に撮っている」ようにしか見えない。しかし、その車名は「Fun Vehicle interactive internet」の略だというから、何かインターネットの回線やデバイスを使って素敵なことができるクルマらしい。期待しよう。


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