【ビデオ】スバルの開発PGMが、期待の後輪駆動スポーツ「BRZ」について語る!
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スバルは、トヨタと共同開発している期待のスポーツカー「BRZ」について、PGM(プロジェクト・ジェネラル・マネージャー)を務める増田年男氏のインタビューを、YouTubeのチャンネル「Subaru on Tube」で公開している。

スバル BRZは、「この新型スポーツカー専用に設計された(プレスリリースより)」という排気量2.0リッターのスバル製自然吸気水平対向4気筒 "ボクサー" エンジンに、筒内直接噴射とポート噴射を併用するトヨタ製「D-4S(ダイレクト・インジェクション・4ストローク・ガソリン・エンジン・スペリオール・バージョン)」を組み合わせて車体のフロントに縦置きし、6速トランスミッション(MTだけでなくATもあると言われている)とプロペラシャフトを介して後輪のみを駆動するという、FRレイアウトのニュー・モデル。ご存じの通り、トヨタ側では「FT-86」と(今のところ)呼称しているクルマだ。

今回ご紹介するインタビューの映像では、今年9月のフランクフルト・モーターショーで展示されていた「スバル BRZ プロローグ―ボクサー・スポーツカー・アーキテクチャ II」という技術コンセプト・モデルを見ることができる。これは一見、3月にジュネーブ・ショーで公開された「ボクサー・スポーツカー・アーキテクチャ」とあまりにも似ているため、それほど注目されなかったようだが、よく見ればエンジンは補器類まで含めたより現実的なものが搭載されており、ジュネーブのときにはなかった排気管も(途中まで)確認することができる。



増田PGMはこのインタビューの中で、BRZについて「敷居の低いスポーツカー」という基本コンセプトのもとに、「乗った後で笑顔がこぼれるような、そういう(運転の楽しい)クルマ」を目指して開発したと語っている。

また、BRZが採用するFRレイアウトに関しては、これまでスバルが販売してきた、縦置き水平対向エンジンによる「シンメトリカルAWD(左右対称の4輪駆動レイアウト)」の、トルク配分をリア寄りにし、前輪をフリーにすれば「それがもうFR」であるというわけで、スバルにとっては4駆の商品をさらに高めていく上で、その延長線上としてFRレイアウトのモデルを「商品として作るチャンスがあった」と説明している。
シンプルなFRレイアウトのBRZは、「ボクサー(水平対向エンジン)の良さをアピール」し、またスバルのクルマを味わうための「最初のエントリー・モデル」になるそうだ。




ところで最近、スバルのBRZとトヨタのFT-86(仮称)は、もしかしたらエンジンのパワーが違うのではないか、という話が聞こえてきている。
これはイギリスの自動車メディア『オートカー』が報じたもので、トヨタのFT-86が「200馬力」と言われているのに対し、件の増田PGMは、AUTOCARの記者に(BRZの最高出力を)「300馬力以下」と微妙にニュアンスが異なる言い方をしたというのだ。『オートカー』によれば、「スバル・スペックのECU」がトヨタ版よりも高いパワーを絞り出す、ということらしいが...。だとすると、パワーも価格も、スバル BRZはトヨタ FT-86より "上" という位置づけで差別化されることになるのかも知れない。

まあ、フタを開けてみればどちらも「220ps程度」だった、ということもあり得るわけで、その辺はあくまでも『オートカー』による推測として捉えておいて欲しいのだが、FRに転向を考えているスバリストにとっては気になる話だろう。

すべてが明らかになる東京モーターショーまであと1ヶ月(と少し)。当オートブログではこれまで同様、正式発表までフォローしていくつもりなのでお楽しみに。

なお、これまでにお届けしたトヨタ FT-86/スバル BRZ関連の記事は、こちらからどうぞ


Source: Subaru on Tube, AUTOCAR


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