アウディ、スポーツ・モデル「TT」の
アウディは、スポーツ・モデル「TT」に1.8リッターTFSIエンジンを搭載する "廉価版" をヨーロッパで発売した。これまで販売されていた2.0リッター・モデルに比べて、10%以上安い価格が付けられている、財布と環境に優しい追加グレードだ。

アウディ TTは、ハッチバック車「A3」のプラットフォームをベースに、車両重量でいうと約7割にもなる車体の多くをアルミニウム製とすることで、スポーツカーらしい運動性能を備えたクーペおよびロードスター(オープン・モデル)。2006年に発表された現行型は2代目にあたる。

現在、日本では2.0リッター直列4気筒直噴ターボ「TFSI」エンジンを搭載した「TT クーペ」と「TT ロードスター」、そして高性能版の「TTS クーペ」と、さらに超高性能版として2.5リッター直列5気筒直噴ターボを積む「TTRS クーペ」が販売されている。駆動方式は4輪駆動の「クワトロ」が中心だが、TT クーペには前輪駆動モデルも用意される。日本仕様のトランスミッションは、すべてデュアル・クラッチ式セミATの「S トロニック」のみとなる。

今回ヨーロッパで静かに販売が始まったエントリー・グレードは、A3でもすでに採用されている1.8リッター直列4気筒直噴ターボ(最高出力160ps/最大トルク25.5kg)を搭載して前輪のみを駆動するモデル。既存の2.0リッター・モデルは211psと35.7kgmを発揮するから速さでは敵わないが、代わりに燃費は欧州複合モードで、2.0モデルの14.08km/リッターに対し、15.6km/リッターという良好な数値を記録する(TT クーペのS トロニック仕様同士で比較)。価格も10%以上低く抑えられているから、日本に導入されれば400万円台前半が期待できそうだ(415万円くらいから?)。ということは「プジョー RCZ」と真っ向から競合することになる。

アウディ TTの「あのカタチ」に惚れている人にとっては、なかなか魅力的な話ではないだろうか。ヨーロッパではクーペとロードスターともにこのエンジンを積む仕様が追加されたようだから、できれば日本でも、FFでなるべく安価に乗れる1.8ロードスターをラインアップして欲しいところ(現在、日本で売られているTT ロードスターは4駆のクワトロのみ)。
アウディ ジャパンの方から日本導入に関する発表があれば、またお知らせしたい。


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