【フランクフルトショー2011】6MTで魅力を増したスズキの新型「スイフト スポーツ」登場!
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スズキは現在開催中のフランクフルト・モーターショーに新型「スイフト スポーツ」を出展。136psを発生する1.6リッター・エンジンを6速マニュアル・ギアボックスで操れる期待のコンパクト・ホット・ハッチだ。

スズキによれば、小型車「スイフト」のラインアップにおいて、フラッグシップとなる性能を持つモデルが「スイフト スポーツ」であるとのこと。ベースとなるスイフトの動力性能、ハンドリング、ブレーキ性能を高いレベルにチューニングしたという。

エンジンはスイフトに積まれる1.2リッターに替わって「スポーツ」専用となる1.6リッターのM16A型ユニットを搭載。136ps/6,900rpmの最高出力と16.3kgm/4,400rpmの最大トルクを発生する。ちなみに先代スイフト スポーツは125ps/6,800rpmと15.1kgm/4,800rpmだった。より大きなトルクを低回転で生み出すチューニングによって乗りやすくなっていると思われる。
動力性能だけでなく環境性能も向上しており、CO2排出量は複合モードで165g/kmから147g/kmに削減、燃費も約16.9km/リッターから約18.7km/リッターに改善されている。

先代と比べるとマニュアル・トランスミッションが5速から6速になったことも特長の1つだろう。1速ギアと2速ギアにはトリプル・コーンのシンクロメッシュを採用し、シフト・レバーの根元により大きなカウンターウエイト(重り)を取り付けたことで、より軽く正確でスポーティなシフトが可能になったという。

足回りではリア・サスペンションのトーションビームとブッシュの剛性を強化し、後輪のベアリングを大きくしたことでコーナリング時におけるリアの安定性を向上させた。また、前後コイルスプリングのレートを上げ、フロント・サスペンションにはリバウンド・スプリング内蔵ストラットを採用してロール剛性を上げたそうだ。さらにステアリング・ギアボックス・メンバーとサスペンションフレーム・メンバーの強化や前輪のベアリングを大きくしたことでヨー・レスポンスが高まり、先代スイフト スポーツと比べてハンドリングが進化したという。

ホイールは前後とも17インチのアルミニウム合金製。先代モデルよりもインチアップしたにも拘わらず、1本あたり約1kgほど軽量化されているそうだ。専用開発された195/45R17サイズのタイヤを履く。

安全性に関してもぬかりなく、ABSはもちろん、7個のエアバッグとESP(車両走行安定補助システム)、EBD(電子制御制動力分配装置)は標準装備される。

全長3,890mm × 全幅1,695mm × 全高1,510mmというサイズは、標準モデルのスイフトより40mm長いだけ。コンセプト・カーに見られたブリスター・フェンダーを諦めた代わりに、日本では5ナンバー枠に収まる。


インテリアに関しても触れておくと、専用ファブリックを採用したスポーツ・シートには先代同様の赤いスティッチが入る。5連メーターは標準モデルのスイフトより1つ多いが、これはセンターのデジタル・ディスプレイをベゼルで(わざわざ)囲ったため。速度計は240km/hまで目盛りが刻まれている。

来月(10月)から生産が始まり、イギリスでは来年初頭に発売されるそうだ。
日本では遅くとも12月の東京モーターショーでお披露目されるはず。

6MTで乗れるコンパクトでスポーティなハッチバック・モデルとしては、国産車ではホンダの「フィットRS」と並ぶなかなか貴重な存在。ホンダのあちらが120psの1.5リッター・エンジンを積むのに対し、スズキのこちらはよりパワフルな専用エンジンを搭載することで差を付けるが、使用燃料はハイオク指定となり自動車税も年間5,000円ばかり高くなるので、維持費が少しばかり気になる人もいるかも。

先代よりも確実に進化したことで、価格にもそれが反映されるのではないかとそちらの方が気になる人が多いだろうか。日本仕様は5ドアに限られてしまうのか、それとも欧州仕様と同じ3ドア・モデル導入もあるのか!?
国内仕様の発表が待ち遠しい。

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