ホンダ、欧州仕様の新型「シビック」を発表!まずは5ドアから!
欧州仕様ホンダ シビックの高解像度写真は上の画像をクリック

ホンダは12日、ヨーロッパで間もなく発売される新型「シビック」の画像を公開した。以前お知らせしたアメリカ向けの4ドア・セダンや2ドア・クーペとは異なり、イギリス・スゥインドン工場で生産されるヨーロッパ向けのそれは5ドア・ハッチバックである。

まずはその画像をご覧になっていただきたい。
先頃マイナー・チェンジが発表された「インサイト」と共通するフロント・マスクを与えられたボディのデザインは、超モダンだった先代と比べてずいぶんイメージが変わったと感じられる方が多いのではないだろうか。これはどうやら顧客の意見を取り入れて協議した結果、このようにベーシックなスタイルを採用したということらしい。

だが実は基本的なプロポーションは先代から引き継いでおり、主にボディ外観の空力面を改善させたことでCd値は0.27というクラス最良の数字を達成したという。このエアロダイナミック・ボディは航空機からヒントを得たそうで、胴体と翼を「モノフォルム」に一体化したようなデザインということで「ブレンデッド・ウイング・ボディ」と名付けられている。
言われてみれば、サイドシルや前後フェンダー・アーチ上に走るキャラクター・ラインは "翼" を思わせなくもない(?)。尾翼に相当する特徴的なリアのコンビネーション・ランプは、スポイラーとしての機能も果たすそうだ。


シャシーに関しては安全性向上のためにホイールベースを30mm短縮しながらも、先代から引き続き採用されるトーションビーム式リア・サスペンションや車体中央に配置した燃料タンクのレイアウトのおかげで、室内空間は依然として「クラス最高の広さ」を保っているという。

空力面ともう1つ、新型シビックの主な改良点は乗り心地とハンドリング、すなわち足回りに関するものだ。先代モデルではトーションビーム式のリア・サスペンションについて色々と批判もあったようだが、今回は(同形式ながら)新たに設計し直して剛性を上げ、さらに流体封入式ブッシュを採用。「走行性能やハンドリングを大幅に向上させるとともに上質な乗り心地」を実現したとホンダは胸を張る。

エンジンはまず1.4リッターと1.8リッターのガソリン、そして2.2リッターのディーゼルが用意され、遅れて新開発の1.6リッター・ディーゼルが加わる模様。既存ユニットに関しても動力性能・環境性能は向上しているようだ。

イギリスでは10月に発売されるというこの新型5ドア・シビック。価格はこれまでとほぼ変わらず、それでいて標準装備品とインテリアの品質はグレードアップされているとか。前述の通りヨーロッパ専用モデルのため、残念ながら日本では販売されない。


クルマ好きが気になるのはこれをベースにしたスポーティな3ドア・モデル、そして「タイプR」の存在だろう。今のところその辺りについての情報はまだ入って来ない。日本では "シビック" も "タイプR" もその存亡が危機に瀕しているため、この新型シビックでBTCC(英国ツーリングカー選手権)にも参戦するというイギリス方面に一縷の望みを託したいところだが...。

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