美しいフォルムが特徴のスポーツ・セダン、アルファロメオ「159」。ヨーロッパでの人気が高かったこの車が、徐々にだが生産停止となっていくことが分かった。

以前159が生産されていたフィアットグループのナポリの工場は、現在フィアットの新型「Panda」の生産ラインとなり、イギリスや日本などでは、すでに159の取り扱いを止めている国もある。これ以外の国では備蓄された部品を使って生産を続けていく予定だが、ボディのカラーは4色に限られ、搭載されるエンジンも1種類のみとなるという。

159は有名なデザイナー、ジウジアーロが手掛けたことで注目されたが、フロントデザインが「いま一つ」といった自動車評論家たちからの指摘や、「故障が多い」といった問題などが販売当初から指摘されていた。GMが提供するプラットフォームやエンジンも評価はいまひとつで、アメリカの規制をクリアするために手が加えられたものの、アメリカ市場への参入は幾度となく延期され,結局、販売に至っていない。

アルファロメオの159が生産停止となると、フィアットグループのラインナップにも大きな穴が開くことになる。マセラティ「クアトロポルテ」ランチア「フラビア」を除けば、ゴルフと同サイズのアルファロメオ「ジュリエッタ」ランチア「デルタ」フィアット「ブラーボ」など、コンパクトカーばかりとなってしまうのだ。159の後続車(「ジュリア」)となる予定)が生産されるとしても、2013年の末頃となるだろう。フィアットの首脳陣たちにとってはしばらく頭の痛い時期が続きそうだ。

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