アルファ ロメオの
新色に塗られたアルファ ロメオ 4C コンセプトの高解像度ギャラリーは上の画像をクリック

アルファ ロメオは30日、9月のフランクフルト・モーターショーに出展するコンパクト・スーパーカー「4C コンセプト」の画像を公開した。3月にジュネーブで初披露された車両は赤いボディだったが、今度の "2号車" は「液体金属(Fluid Metal)」という名の独特なシルバー・グレイだ。

残念ながら噂されていたようなオープン・トップ仕様でも、ハイ・パフォーマンス・バージョンでもなく、一見するとジュネーブ・ショーでお披露目されたクルマのボディ・カラーを塗り替えただけのようにも見えるが、アルファ ロメオではここ数ヶ月の間、この "小さなスーパーカー" の市販化に向けて改良と熟成を重ねて来たそうで、色だけでなく中身も進化しているようだ。

今回新たに発表された事柄は次の2点。
まず、車両重量は当初目指していた「約850kg」という数字を達成できることが「確認された」ということ。
そして発売は(最初の発表よりも1年遅れて)2013年の予定であるということ。

確認のために4Cというモデルのスペックを振り返ってみよう。

車体はカーボン・ファイバー製のシャシーにアルミニウムで作られたサブフレームを組み合わせたもので、これはアルファ ロメオが2006年に発表した限定生産のスーパー・スポーツ「8C コンペティツィオーネ」譲りのテクノロジーによって開発されたという。

2人乗りとなるシートの背後にミドシップ・マウントされるエンジンは、「ジュリエッタ」(日本未導入の5ドア・ハッチバック車)などで使われている "1750" 直列4気筒直噴ターボ(本当は排気量1742ccだけど)。「アルファ TCT」と呼ばれる乾式デュアル・クラッチ式トランスミッションを介して後輪を駆動する。

何故かジュリエッタよりも控え目な200馬力と発表されている最高出力と、先述の通り850kgという軽量な車体の組み合わせから、パワー・ウエイト・レシオは4kg/ps以下(とアルファ ロメオは言うのだが計算が合わない。なので200馬力以上となる可能性も)となり、全長約4m、ホイールベースは2.4m以下というコンパクトなサイズながら「スーパーカーと呼ぶに値する」パフォーマンスを発揮するとアルファ ロメオは言っている。

また、今回の発表では、4Cにはアルファ ロメオが開発した「D.N.A テクノロジー」の最新バージョンが搭載されているということも大きくアピールされているようだ。
これはエンジンや電子制御系装置の特性を統合的に「D=ダイナミック」「N=ノーマル」「A=オール・ウェザー」の3種類に切り替えられるシステムであり、「ブランドの伝統である」というダイナミックな動力性能と、環境適合性や効率性、さらに高い快適性を合わせ持つことが可能で、なおかつあらゆる路面状況下において安全にクルマをコントロールできるという、アルファ自慢の技術だ。すでに「MiTo」などの市販モデルでお馴染みだが、4Cではさらにこれが進化しているらしい。アルファ ロメオによれば4Cは「D.N.A. テクノロジーの大使」であるそうだ。

この辺りは展示車を見るだけではさっぱり確認できないが、何にせよ「市販化に向けて開発が進んでいる喜ばしい報せ」と受け取っておこう。


ティザー画像で煽ったわりには、正直言ってあまり新鮮味が感じられない今回の発表。とは言え発売を待ち焦がれるアルフィスタの人たちにとっては、4Cが新たなボディ・カラーを纏っただけでもけっこうなニュースになるかも知れない。ジュネーブの半艶消しレッドに比べて、今度の高輝度なメタリックな塗装は、4Cの微妙なキャラクター・ラインを浮き立たせる効果がありそうだ。

次はフランクフルト・モーターショーの会場から画像をお届けする予定なので、「マイ 4C」を注文するときにボディ・カラーを選ぶ参考にしていただければ。

【Source: Alfa Romeo

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