レクサスから、次期型「GS」発表! コンセプトカーと比べてこんなに変わった!?
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レクサスは、アメリカで開催されている「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」の会場で、新型「GS 350」を発表した。

「グランドツーリング・セダン」という言葉を語源とするレクサスの「GS」は、同ブランドのラインアップ中、中堅を担うアッパー・ミドル級サルーン。
レクサスによれば、この新型GSは「次世代レクサスの先駆モデルであり、今後のレクサス車の方向性を象徴するクルマとして開発」(ブレスリリースより)されたという。

今年4月に開催されたニューヨーク・オートショーでレクサスが発表したコンセプト・カー「LF-Gh」というクルマをご記憶の方もいらっしゃると思うが、新型GSは、その市販モデルということになる。
次期型「GS」(左)と、「LF-Gh」(右)

全体的なスタイルはそのまま継承しながらも、LF-Ghのときに物議を醸したアグレッシブなディテール・デザインは、今回発表されたGSではすっかり常識的なカタチにまとまった、と言っていいだろう。
"顔" を特徴付ける「スピンドル(紡錘形)グリル」は、挑戦的だったLF-Ghの縦に幅広いデザインから一転、バンパー・レベルで二分割され(てしまっ)た。LF-Ghでは螺旋のような模様を描いていた個性的なグリルの網目も、兄貴分の「LS」と同様の横に桟が通る形状に "修正" されたようだ。他にもLEDを使ったL字型フォグ・ライトや、流れるようなスタイルと空力性能向上のために最小化されたというドア・ハンドルなど、LF-Ghでなされた「試み」のいくつかは、GSでは見られない。現行モデルのオーナーが乗り換えを考えるときには、ハードルが低くなった、とも言えるかも。


今後はハイブリッドや「F スポーツ」バージョンの追加も予定されている新型GSの、標準グレードと言うべき「GS 350」には、排気量3,456ccのV型6気筒「2GR-FSE」型エンジンが先代からキャリー・オーバーして搭載される。
228kW(310ps)と発表されている最高出力は、日本仕様の現行GS 350(315ps)と比べてややパワー・ダウンしているように思うかも知れないが、同じアメリカ仕様の現行モデルでは303hp(226kW:307ps)だから、決してダウンしているわけではない(アップしたと言えるほどでもない)。この違いは制御システムの変更によるもので、0-60mph(97km/h)加速5.7秒というタイムは先代と変わらず、しかし燃費は向上しているという。後輪駆動モデルの他に、前後駆動配分を50対50から30対70まで可変できる電子制御4輪駆動モデルも用意される。

プラットフォームの方は一新されて剛性が向上。サスペンションも新開発され、フロントはアルミニウム製の上下アームを採用したダブル・ウィッシュボーン、リアのマルチリンクもジオメトリーを見直し、新たに作り直されたという。標準では17インチ・ホイールに225/50タイヤが装着され、オプションで18インチ・ホールと235/45タイヤ、または19インチ・ホイールと235/40タイヤが選べる(アメリカ仕様)。

トランスミッションはシーケンシャル・シフト付きの電子制御6速AT。これは高性能セダン「IS-F」用のものから技術を受け継ぐことによって、より速いシフト・チェンジやトルコンのロックアップ、シフト・ダウン時のブリッピングが可能になったという。

このトランスミッションやエンジンの特性は、流行のドライブ・モード切り替えスイッチによって「ECO」「SPORT S」「SPORT S+」の3段階から選択できる。


インテリアでは世界初となる12.3インチの大型ディスプレイをオプション設定。835ワット・17スピーカーを誇るマーク・レビンソンの高級オーディオも用意される。
「レクサスとの上質で有意義な "時" を刻むという意を込め」たという、レクサス初となるアナログ時計や、「S-Flow」と名付けられた省力空調システムは標準装備だ。


ボディ・サイズは全長4,850mm、全幅1,840mm、全高1,455mmと、現行モデルと比べて幅と高さが20mm大きくなっただけ。2,850mmのホイールベースは変わらない。荷室容量は25%拡大され、車両重量は85ポンド(約38.5kg)ほど軽くなっているそうだ。
新型GSにはレクサスで初めて、新しいボディ・コーティングの技術が使われているそうで、ボディ・カラーには「リビエラ・レッド」「メテオ・ブルー・メタリック」「リキッド・プラチナ」の3色が新色として採用された。

日本での発売は2012年初頭に予定されている。今年12月の東京モーターショーでは、実車を見ることが出来るはずだ。


衝撃的だったLF-Ghという予告編から4ヶ月の時を経て、市販モデルとしてお披露目された新型GS。写真をたくさんご用意したので、がっかりした方も、ほっとした方も、ぜひ以下のギャラリーからどうぞ。


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