ロータスが、「エヴォーラ」のレース・カーをベースにハードな公道仕様モデルを製作!
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ロータスは、今週アメリカで開催されるペブル・ビーチ・コンクール・デレガンスで「エヴォーラ GTE ロード・カー・コンセプト」を公開すると発表した。レース・カーを公道用に仕立て直した「エヴォーラ」の "ハードコア・バージョン" である。

「エヴォーラ GTE ロード・カー・コンセプト」は、今年のル・マン24時間レースでもGTEカテゴリーから参戦していた「エヴォーラ」のレース・カー「エヴォーラ GTE」をベースに、公道も走れるクルマとして製作したというエヴォーラの超辛口バージョン。ポルシェで言えば「911 GT3 RS」のようなモデルだ。

レース用に開発された4.0リッターV型6気筒エンジンは426psを発生。純レース・カーのエヴォーラ GTEでは470psと発表されているから、公道用に若干ディチューンされているようだ。ちなみにこのエンジンは、市販車のエヴォーラが搭載しているトヨタ製「2GR-FE」型ユニットに、コスワースが手を入れたもの。ミドシップマウントされたこのエンジンにはレース用のAMTシーケンシャル・ギアボックスが組み合わされ、センター・ロック式の超軽量鍛造アロイ・ホイールが履くピレリPゼロ・コルサで路面を蹴り上げる。

ボディの外観上には(まだ画像が公開されているだけだが)、アグレッシブなフロントのエアダムや、コの字型リア・スポイラーなど、レース用エヴォーラともまた一味違ったデザインが与えられている。

ロータスの発表によれば、このエヴォーラ GTE ロード・カー・コンセプトは、単に「レース・カー風」に仕立てただけのクルマではなく、「シリアスなレース・カーから作り上げた極めてシリアスなロード・カー」であるそうだ。ただし、今のところワン・オフで作られたクルマであり、市販化に関して現時点では何も発表されていない。

ロータスではこのエヴォーラ GTE ロード・カー・コンセプトと同時に、北米市場限定モデルとして「エキシージ・マット・ブラック・ファイナル・エディション」も発表する予定。こちらは名前の通り艶消しブラックに特殊塗装されたボディに、「エキシージ S」の223psから260psへとパワー・アップしたエンジン(つまり「エキシージ・カップ 260」と同等)を搭載するエキシージの特別モデル。25台の限定生産だそうだ。

エキシージ・マット・ブラック・ファイナル・エディション

今後、現在よりも高級化路線を目指すことがダニー・バハーCEOによって明言されているロータス。高級スポーツカー・ブランドなら、裕福で硬派なエンスージァスト向けに、レース直系の "走り" に特化したモデルを限定で販売するというのは常套手段と言えるかも知れない。世界中からそんな豊かなエンスージァストが集まるペブル・ビーチで反応を見て、市販化の可能性もしくは方向性を探ろうというのだろう。

もし市販化が実現すれば、少なくとも高級GTカー路線よりは、昔からのロータス・ファンにも歓迎されそうだが...。

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