【スパイショット】新しい「ダッジ・バイパー」が、2012年の復活目指して開発中!
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アメリカン・スーパー・スポーツを代表するモデルとして「シボレー・コルベット」と双璧をなす存在だった「ダッジ・バイパー」。V型10気筒エンジンをフロントに積むこのマッスル・カーは惜しまれつつ2010年末に生産が終了したが、すでにマニアの方ならご存じの通り、2012年の復活を目指して次期型が開発中だ。

今回届いたスパイ写真に写っているのは、2002年から2010年まで生産されていた2代目バイパーのボディに、黒いシートで入念に隠されたフロント部を組み合わせたテスト車両。

バイパーの車体は、スチール製チューブラー・フレームにFRP製のボディを被せた構造となっている。最近このシャシーが「アルファ ロメオ TZ3 ストラダーレ」のベースとなったことからも分かるように、"ガワ" だけを載せ替えることは比較的容易だ。このテスト車は、2代目バイパーのボディを被せてカモフラージュしたものと思われ、決して新型バイパーのボディ・デザインが、ドアより後ろは2代目と変わらない、というわけではない(また、次期型も同様の車体構造を採るであろうことが分かる)。

問題は、「取り敢えず2代目のガワを被せてテスト」という訳にはいかなかった(らしい)フロント部分だ。
その理由として真っ先に考え得るのは、旧型のボンネット、フェンダー、バンパーの形状では、その "中身" にとって具合が悪い、というものだろう。つまりこの車両は、2代目バイパーとは形状や冷却系統が大きく異なるエンジンを、その黒く覆われたノーズの下に搭載しているとは考えられないだろうか?

新型バイパーのパワー・ユニットに関しては、今のところ2つの説が囁かれている。1つは初代よりバイパーを特徴づけているV型10気筒OHVを改良して搭載するというもの。そしてもう1つは、資本提携を結ぶフィアットから、マセラティのV型8気筒エンジンの供給を受けるというものだ。後者の場合、先代バイパーの608psという最高出力に見劣りしないだけのパワーを引き出すだめに、過給器が装着されると言われている。
この辺りについては正式な発表(もしくはより信憑性の高い情報)を待ちたい。

"中身" はさておき、シートで覆われたフロント部のデザインについて、カバー越しに見てみよう。
まず、ヘッドライトは先代よりも切れ長に吊り上がり、ダッジ車のトレード・マークである「クロス・ヘア」デザインのフロント・グリルには、ハニカム状のメッシュが張られているようだ。ボンネットには(シートにフタがされていることから)3カ所の開口部があると思われ、センターのエア・インテークとその両脇のルーバーが(形状は不明だが)先代モデルから継承されるのかも知れない。

現在クライスラーのSRT部門CEOを務めるラルフ・ギレス氏によれば、新型バイパーは、これまでのマッスルで男性的なデザインとは異なり「砂浜にいる裸の女性からインスピレーションを受けた」スタイルになるという

「シェルビー・コブラの再来」と言われた初代や、キープ・コンセプトで性能に磨きをかけた2代目から、内外ともに大きく変革される可能性が高そうな3代目バイパー。ヨーロッパ勢にとっては、これまで以上に手強い存在となりそうだ。

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Image Credit: KGP Photography

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