'70年代のスーパーカーを集めた「サーキットの狼ミュージアム」をご紹介!
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1970年代に我が国で一大ブームを巻き起こした「スーパーカー」。そのきっかけとなったのは『週刊少年ジャンプ』に連載されていた『サーキットの狼』というコミックだったということはご存じの方も多いだろう。

そこで今回は、夏休みに(限らないけれど)出掛けるお勧めのスポットとして、『サーキットの狼』に登場したスーパーカーたちに会える「サーキットの狼ミュージアム」をご紹介しよう。



茨城県神栖市にあるこのミュージアムには、『サーキットの狼』の主人公である風吹裕矢の愛車として物語前半で活躍する「ロータス・ヨーロッパ」や、その最大のライバルとして登場する早瀬左近の愛車「ポルシェ 911カレラRS」をはじめ、「ランボルギーニ・ミウラ」「フェラーリ・ディーノ」「トヨタ 2000GT」など、作中の登場人物が操る様々なスーパーカーが約20台、展示されている。
こうして車名を並べるだけで、キャラクターの顔や名前が浮かんでくるという当時 "スーパーカー・ブーマー" だった方々もいらっしゃるのでは?


主人公である風吹裕矢の愛車、ロータス・ヨーロッパ(左)赤いラインとリア・ウイングが「風吹仕様」
ライバルである早瀬左近は'73年に限定発売されたポルシェ 911カレラ RS(右)に乗っていた


このミュージアムでは、車名やスペックだけでなく、作品中の登場人物に絡めてクルマを紹介しているところがユニーク。また、他の多くの自動車博物館とはひと味違った観点から、展示車がセレクトされている。ここでは自動車の歴史や実際のモーター・スポーツ史において重要なモデルが、そのまま選ばれるというわけではないのだ。

ではどんなクルマが見られるのかと(作品を知らない人のために)言えば、今なお人気のある'70年代のスーパーカーならほとんど揃っていると言っても過言ではないだろう。何しろランボルギーニなら「ミウラ」と「カウンタック」、フェラーリなら「ディーノ」と「512BB」、さらに「ランチア・ストラトス」と「トヨタ2000GT」が並んでいるのだから。


ライバル沖田から風吹が受け継ぐフェラーリ・ディーノ(左)
後にF1の世界で競い合う風吹の義兄、飛鳥ミノルが乗るランボルギーニ・ミウラ(右)


展示されているクルマはすべて、このミュージアムの会長でいらっしゃる八幡正毅氏の所有車。「個人的に好きで持っていた」というスーパーカーを中心に、このミュージアムを設立することが決まってから、(『サーキットの狼』作中に登場するクルマで)「持ってないクルマを買い足した」そうだ。中でもランチア・ストラトスは手に入れるのに苦労されたという。

"キング・オブ・スーパーカー" ランボルギーニ・カウンタック(左)
苦労して入手されたというランチア・ストラトス(右)

『サーキットの狼』作者、池沢早人師先生の直筆サイン(左)
スーパーカーとミュージアムのオーナーである八幡正毅会長(右)


八幡会長によれば、このミュージアムは「クルマを通じた人間交流」を設立の主な趣旨としており、特に「親子のコミュニケーション」に役立てていただきたい、とのことだ。

開館日は土曜日・日曜日・祝日のみで、入場料は大人800円、小中高生400円。
「月に8日開館して、1日に100人のお客様に来ていただいても、そのうち半分が小中高生なら1ヶ月の入場料収入は48万円。電気代だけで35万円かかるから、ビジネスとしてだけ考えたら、とてもやっていけない」と八幡会長はお笑いになる。3月11日の東日本大震災でも壁にひびが入るなどの被害を受けたそうだ。
ちなみに「この中で、1台だけ残すとしたら?」と質問してみたところ、会長は「(ランボルギーニ・)ミウラかな」と答えてくださった。

懐かしのスーパーカー消しゴムや連載当時の「週刊少年ジャンプ」も展示

「サーキットの狼ミュージアム」は、東関東自動車道の潮来ICから15分。電車ならJR鹿島線の潮来駅から11km(タクシーで20分)。詳しいアクセス方法と開館日については、以下の公式サイトをご覧いただきたい。

「池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム」

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