すでに目撃された!? アウディが間もなく発表するユニークなシティ・カー!
目撃された実車(?)のスパイ写真は上の画像をクリック

アウディは、来月ドイツで開催されるフランクフルト・モーターショーに新しい街乗り用コンセプト・カー「アウディ・アーバン・コンセプト」を出展すると発表し、そのスケッチを公開した。超軽量のコンパクトな車体は独立した車輪を持ち、2名の乗員が前後にオフセットして座るという、ユニークな電気自動車だ。すでに先日それらしき姿が目撃されているので、そのスパイ写真も一緒にご覧いただこう。

細長い車体はカーボン・ファイバー強化ポリマーという素材を用いて、非常に軽量に作られているという。ドライバーの斜め後方にパッセンジャーを座らせるというユニークなシート・レイアウトを採用しており、アウディではこれを「1+1」シートと呼ぶ。低い着座位置と軽い車体から、運転するととてもスポーティに感じるそうだ。限られた室内空間を有効に使うためシートは固定されているので、ドライバーの身体に合わせてステアリング・ホイールとペダルの位置を調整する仕組みになっている。

スーパー・セブン」のように車体から独立した車輪は21インチと立派な大きさ。リチウム・イオン・バッテリーを電源とする2つの「eトロン」モーターによって駆動され、超軽量な車体を「パワフルに加速させる」そうだ。ホイールに組み込まれたLEDは、電気自動車であることをアピールする「お飾り」だと思われる。

果たしてそれはどのくらい軽くて、どのくらいコンパクトなのか大変気になるところだが、寸法や車両重量などの数字は今のところ未発表。もっと気になる航続可能距離や、どのくらい「パワフル」なのかという動力性能についてもまだ明らかにされていない。フランクフルト・モーターショーの会場で実車がお披露目された時には、もう少し詳しいスペックが公開されるのではないだろうか。

最近では「スマート」や「トヨタiQ」など市販されているスモール・カーよりも、さらにコンパクトで環境に優しいシティ・カーの研究が盛んだ。カー・デザイナーのゴードン・マーレイ氏は「T.25」を市販に向けて開発中だし、フォルクスワーゲンは「フォーミュラ XL1」などのコンセプト・モデルを継続的に発表している。アウディのアーバン・コンセプトも含め、これらの試作モデルはどれも環境のためにクルマの楽しみを諦めるというのではなく、運転する歓びを決して犠牲にしないどころかそのクルマを特徴付ける美点の1つとして謳っているところに期待が持てる。

高価な軽量素材を使っていないというところではT.25が最も市販に近い気もするが、大メーカーのVWグループならカーボン・ファイバー素材を使っても現実的な価格で量産化を実現するかも知れない。

なお、アウディ・アーバン・コンセプトは、フランクフルトにおける正式発表よりも前に、最近ベルリンでそれらしき姿が目撃されている。確かにアウディが言うように「既存のどんなカテゴリーにも属さない」ユニークな姿は、ちょっと乗ってみたいと思わせる気がするのだが...。皆さんはどのようにお感じになるだろう!?


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Image Credit: KGP Photography


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