【スパイショット】次期型「ポルシェ 911」の全貌が(ほぼ)明らかに!
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「タイプ 991」と呼ばれる次期型「ポルシェ 911」の、新たなスパイ写真が届いた。これまでに撮影された物と比べて擬装が少なく、ほぼ全貌が明らかにされている。

今秋9月のフランクフルト・モーターショーで発表される見込みの次期型911は、ご覧通り、初めて見ても「911である」と分かるスタイルを身に纏う。現行モデル「997」型の進化形とも言えるデザインだ。
少しばかり擬装が施されているフロントは、空力性能向上のために現行型よりも "尖った" ノーズとなり、ヘッドライトの形状も変わるようだ(相変わらず "丸目" のようだが)。LEDを使ったポジション・ライトは横に長く、バンパー開口部に掛かる形状に。Aピラーの付け根はフロント寄りになり、ウインド・スクリーン(フロント・ガラス)は997型よりも傾斜している。これも空力のためだろう。それに合わせて、ドア・ミラーの取り付け位置もAピラーの根本からドアへと移された。

リア周りはさらに大きく変わりそうだ。997型と大きく異なるのは電動格納式リア・スポイラー。997ではエンジン・フードのスリット部が「トレー型ウイング」のように持ち上がる形だったのに対し、991ではリア・エンド部が「ダック・テール」風に立ち上がる。マフラーの形状は997同様、楕円形の2本出しと丸パイプの4本出しの2種類が確認されている。LEDのテール・ライトは、"三角形" に光るという。



ボディのサイズは997型に比べて約6.4cmほど幅が拡がり、ホイールベースは10cm(!)も長くなっていると伝えられている。しかし前後のオーバー・ハングが短くなったことから、全長は6cm程度の増加に留まるそうだ。
シャシーとサスペンションにはアルミニウムが多用され、軽量化に貢献しているという。

1997年に発表された「996」型以来、14年間も不変だったホイールベースが(その前は30年近く変わらなかった)今回延長されたのは、後ほどハイブリッド・システムを搭載するためだという噂もある。だが、それを否定する報道もあるので、真相が明らかになるのは数年先になりそう。

エンジンは997同様、「カレラ」と「カレラS」というグレードの違いにより2種類の水平対向6気筒が用意される。高性能版のカレラSに積まれる "フラット・シックス" は、これまで通り排気量3.8リッターながら、最高出力は400psにまで引き上げられているそうだ。
ベース・モデルとなるカレラのエンジンは、現行の3.6リッターから3.4リッターに縮小、ということはつまり「ボクスターS」や「ケイマンS」用のユニットが使われるようだ。しかし、最高出力は弟たちを凌ぐ350psを発生すると言われている。
エンジンの搭載位置は1963年発表の初代911から変わらず(「356」も含めれば60年以上変わらない)車体後方、RR(リア・エンジン/リア・ドライブ)レイアウトのままである。

組み合わされるトランスミッションは、さんざん噂に上っている "7速" MTと、同じく7速のPDK(デュアル・クラッチ式トランスミッション)。どちらもZF製だ。パワー・ステアリングはこれまでの油圧式を捨て、電気機械式(エレクトロ・メカニカル)になるという。

これら新開発の機構やシャシーの軽量化、ボディにおける空気抵抗の軽減、アイドリング・ストップの採用などにより、燃費は現行型と比べて12〜15パーセントも向上しているそうだ。

正式発表は前述のように9月13日からドイツで開催されるフランクフルト・モーターショーの会場(になるはず)。発売はヨーロッパでは2012年の春からで、価格は現行型とそれほど変わらないか、ややアップする程度に押さえられると見られている。


長くなったホイールベースや電気式パワー・ステアリングの採用など、これまでの911ファンから見れば不安に思える要素も含まれている991型911。「最良のポルシェは最新のポルシェである」という定説を、今度も守り通すことが出来るだろうか!?


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