【ビデオ】1300馬力オーバーにチューンされた「日産 GT-R」が
1300馬力以上にチューンされたGT-Rのビデオを観るには上の画像をクリック

アメリカ・シカゴにあるチューニング・ハウス「AMS パフォーマンス」は、R35型「日産 GT-R」の最高出力を1,318馬力にまで高めた「ALPHA 12」というチューンド・カーを開発し、0-1/4マイル(約400m)加速テストにおいて9.05秒というタイムを記録した。その様子を収めた公式ビデオが公開されたのでご紹介しよう。

2001年に創業したAMS パフォーマンスは、「三菱 ランサー・エボリューション」のターボ・チューン等で有名になり、現在では超過激なGT-Rベースのチューンド・カーでよく知られている。昨年10月、当Autoblogでも1,115psの「ALPHA 10」をご紹介したことがあるのでご記憶の方もいらっしゃるだろう。このときの0-1/4マイル記録は9.33秒。到達時の速度は246km/hだった。

そして今年、この性能をさらに上回るチューンドGT-Rの製作に、AMS パフォーマンスは成功した。
もはや限界と思われていたエンジン・ブロックを新たに考案した方法で強化し、より大きなパワーを引き出すことが可能になったというこのクルマは、シャシー・ダイナモに載せて計測したところ、1,318.50WHP(ホイール馬力)の最高出力と1,014.39ft-lbs(約140kgm!)の最大トルクを記録。最大ブースト圧は35.03psi(2.463kgf/cm2)にもなるという。

この「ALPHA 12」と名付けられたモンスターGT-Rを、AMS パフォーマンスはトラックに持ち込んで0-1/4マイルの加速テストを繰り返した。日本で言うところの「ゼロヨン(0-400m)」計測にほぼ近いテストだ。このときの路面温度は約32度。照りつける太陽と高い湿度で路面は滑りやすく、決して好ましい状況ではなかったというが、それでもALPHA 12は "9.052秒" というタイムと、到達時の速度 "166.66マイル(約268km/h)" という、前回のALPHA 10を遙かに凌ぐ記録を達成した。これは、今までに製作されたチューンドGT-Rの中で最速のタイムだという。また、このとき計測された60-130マイル(約96.5km/h-約209.2km/h)加速3.46秒という数字は、公道用車両としては世界最速の1台ということになるそうだ。

ちなみにノーマル状態のGT-Rを、アメリカの『Car and Driver』誌が計測したときには、0-1/4マイルを11.5秒という記録だった。400mを2秒速く走り抜けるために、800馬力以上の増強が必要というわけだ。

AMS パフォーマンスでは、より良好な状況下で再びALPHA 12の加速性能を計測し、今回の記録をさらに更新することを目指すという。

まだ開発中と見られるALPHA 12の価格は今のところ発表されていないが、前回ご紹介した「ALPHA 10パッケージ」は63,995ドル(約505万円)で発売中だ。
アメリカにおけるGT-Rのベース価格が89,950ドル(約709万円)だから、円高の今なら1,200万円ちょっとで1,100馬力オーバーのGT-Rが手に入ることになる(もちろん工賃と運送費が別途必要だが)。
おそらく最も手っ取り早く、最も安価に買える "世界最速のロードカー" の1つだろう。

興味のある方は以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

AMS Performance



関連リンク
―【ビデオ】米AMS社のチューニングモデルがGT-Rのゼロヨン新記録を達成
―【ビデオ】 レクサスLFA対Nissan GT-R の日本車頂上対決!
―米のチューニングメーカーがNissan GT-Rを811psにチューニング!


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