【ビデオ】ニュル24時間レースでクラス優勝した「スバル インプレッサ WRX」の戦いぶり!
ニュル24時間レースを戦うスバル インプレッサ WRXのビデオを観るには上の画像をクリック

6月23日から26日にかけてドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットで開催された24時間レースで、見事クラス優勝に輝いた「スバル インプレッサ WRX」。スバルはYouTubeの公式チャンネルでこのときの映像を公開中だ。新たに7分を超えるドキュメント・ビデオが(それも前後編で2本!)追加されたのでご紹介しよう。

ドイツ西部の森林地帯にあるニュルブルクリンク・サーキットの北コースは、起伏に富んだ一周20kmを超える全長のほとんどが狭く荒れた路面でブラインド・コーナーが多く、「グリーン・ヘル(緑の地獄)」の異名を持つほどの超難関コースとして知られている。そんな「世界一過酷なサーキット」で一昼夜かけてレースをしようというのが、毎年初夏に開催される「ニュルブルクリンク24時間レース」である。その出場車は、市販車のスポーツカーやツーリングカーをベースに、レース仕様に仕立てたものばかり。つまり我々にとって馴染みの深い、街で見かけるクルマ同士がバトルするわけだ。

スバルのモーター・スポーツ部門である「STI(スバル・テクニカ・インターナショナル)」が走らせた「インプレッサ WRX STI」は、「SP3T」というクラスから出場。排気量2,000cc以下のターボ付きエンジン搭載車によって競われるカテゴリーだ。ライバルは「セアト レオン」や「アウディ TT S」、「BMW MINIクーパー」など。

とは言っても、結果から書いてしまえばスバル インプレッサ WRXは、それらヨーロッパ勢のライバル達をまったく寄せ付けなかった。
路面が濡れているコンディションの中、スタート・ドライバーを務めた吉田寿博選手の乗るインプレッサは予選クラス6位からスタート。3時間を過ぎる頃にはクラス・トップに立ち、それから一度も首位を譲らず、ノー・トラブル、ノー・アクシデントのまま順調なレース運びを24時間続けてそのままゴール。昨年は果たせなかったクラス優勝に、今年は見事輝いた。優勝ドライバーは吉田選手の他にチェッカーを受けたマルセル・エンゲルス選手、カルロ・ヴァン・ダム選手、佐々木孝太選手の4人。彼らとスバルやSTIのスタッフの皆さんには心から祝福を送りたい。

優勝したマシンは、今年1月にコンプリート・カーとして発売された「WRX STI tS」をベースにしているという。排気量1,994ccの水平対向4気筒ツインスクロール・ターボ「EJ20」型エンジンは、最高出力が308psから340psへ、最大トルクは43.8kgmから47kgmへと向上。車両重量は250kgも軽量化され、1220kgとなっている。リアのLSDはトルセン式から機械式に変更されているが、トランスミッションはシーケンシャルではなく、通常パターンの6MT。その他、空力面やブレーキが大幅に強化されている。マフラーはFUJITSUBO、ショックアブソーバーはビルシュタイン、18インチ・ホイールはBBS製だ。


STIでは、ニュルブルクリンク24時間レースに参加する理由を、このレースが「非常に多くのことを教えてくれるから」と述べている。「どんな状況でもドライバーがクルマの挙動を把握でき、心から信頼できること」が「レースにおいては『速さ』につながり、普通の道においては『気持ち良さ』につながる」と「確信して」いるという(カッコ内はSTI公式サイトから引用)。

気持ち良いクルマ(市販車)を作るために、レースで速さを追求する。
市販スポーツカーの作り手として、それはなんと明快なコンセプトだろう。
「スバリスト」と呼ばれる熱心なファンが多いのも頷ける話である。

そんなスバル インプレッサ WRX STIの戦いぶりを、ぜひ以下のビデオでご覧いただきたい。








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