ドイツで「マツダ ロードスター」のピリッと「辛い」限定モデルが登場!
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マツダは、度々ユニークな日本語の名前が付いた限定モデルを海外で設定することで知られているが、今夏にドイツで発売される「MX-5」(日本名「マツダ ロードスター」)は、ピリッと辛いワサビを思わせる(?)明るいグリーンに塗られた「MX-5 Karai」。文字盤に同色のサブダイヤルが配置されたドイツの腕時計ブランド「SINN」製クロノグラフが付属するそうだ。

ベースとなっているのは、日本では「RHT」という名前で販売されている電動格納式ハード・トップを持つモデル。排気量1998ccの直列4気筒DOHCエンジンは日本仕様より10ps少ない160psを発生し、トランスミッションは6速MTのみとなっている。

特別仕様ならではの特徴としては、まずビビッドなグリーン・メタリックのボディ・カラーが挙げられる。ドイツ・マツダのウェブサイトでは「Karai」という日本語の意味を「scharf(シャーフ):英語で "spicy" =辛い」と説明しているから、やはりこれは「sushi」で使われるワサビの色から連想して付けられた名前なのだろうか。マツダ製スポーツカーということで、初代「サバンナ RX-7」のイメージカラーだったマッハグリーンを思い出す人もいるかも知れない。ハード・トップとドア・ミラーは黒く塗り分けられ、17インチ・ホイールもダーク・グレーとブラックの塗装が施されている。

インテリアでは、表皮にブラック・レザーとアルカンターラが張られたレカロ製スポーツ・シートを装備し、本革ステアリング・ホイールのスポークやロール・バーの後部など、通常はシルバーで塗られている部分が、艶のあるブラック塗装になっているそうだ。

もう1つ、このMX-5 Karaiでユニークなのは、クルマを買うと、パイロット・ウォッチで有名なドイツの腕時計ブランド「SINN(ジン)」が特別に製作した腕時計が付属してくること。MX-5のロゴが印刷された文字盤には、MX-5 Karaiと同色のグリーンに塗られたサブ・ダイヤルが配置されており、これを身に着けていればクルマから離れても、常にMX-5 Karaiのオーナーである自分を意識していられるという。

この手のスポーツカーと腕時計ブランドのコラボレーションは、高級車の世界ではよく見られるものだが、マツダ ロードスターのように比較的手の届きやすいモデルでは珍しい。しかも、普通は「クルマのオーナーはこの特別製腕時計を "購入する権利がある" 」という形で販売される(買わされる)ことが多いのに、このSINNの腕時計はMX-5 Karaiの購入者にプレゼントされるという。つまりクルマの価格に腕時計のコストが含まれているということではあるが、3万ユーロ(約353万円)と発表されているMX-5 Karaiの価格は、同等の装備を持つ通常モデルのMX-5より1,130ユーロ(約13万3,000円)もお得である上に、この1,250ユーロ(約14万7,000円)相当の腕時計が付くというからドイツ・マツダはずいぶん太っ腹だ。

これまで日本語の名前が付いたMX-5は、イギリスで「Miyako(宮古)」や「Kendo(剣道)」、スペインで「Iruka(イルカ)」という限定モデルが販売されてきた。ドイツではこの「Karai(辛い)」の他に「Kaminari(雷)」というモデルも発売中である。


そろそろ次期モデルの具体的な噂も聞こえてきているマツダ ロードスター。いくつかの情報によると、どうやらサイズは現行型よりやや小さく、車両重量はかなり軽くなり、燃費が改善されるらしいというあたりはほぼ間違いないようだ。

熟成された現行型の、お買い得で稀少な限定モデルを手に入れるか。それとも1〜2年以内には発売されそうな次期型の登場まで待つか。ヨーロッパでは悩んでいるスポーツカー好きも多いのではないだろうか。

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