【ビデオ】ポルシェ、2014年のル・マン24時間レースにワークス体制で復帰を表明!
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フランスで毎年6月に開催されている「ル・マン24時間レース」。この伝統的な耐久レースに、これまで自動車メーカーとして最多勝を記録しているポルシェがワークス体制で、しかもトップカテゴリーに戻ってくる。

ポルシェは6月30日、ル・マン24時間耐久レースにワークス体制で復帰し、LMP1クラスから参戦すると発表。完全新開発のマシンがサーキットに登場するのは2014年の予定だ。
なおポルシェでは、今回の発表に合わせてル・マンで闘った歴代のマシンを振り返るビデオまで制作するという気合いの入り様。今年デッドヒートを繰り広げたアウディプジョーにとって、ポルシェの参戦は新たな脅威となるに違いない。

ポルシェがル・マン24時間レースに初めて参戦したのは、ドイツの敗戦から間もない1951年のこと。この年、ポルシェは同社初の量産型スポーツカー「356」をベースに軽量化を施し、ホイール・アーチをスパッツで覆った「356ライトメタル・クーペ」で、いきなりクラス優勝に輝く。

初めて総合優勝を果たしたのは、その初参戦から20年近い歳月が過ぎた1970年。水平対向12気筒エンジンを積む「917K」が初優勝、しかも1位から3位まで独占するという快挙を達成した。
それから1998年の「911 GT1」まで、ポルシェがル・マンで総合優勝を獲得した回数は全部で「16」。2位のアウディ(今年で10勝)に大きく差を付けている。'70〜'90年代、ル・マンにおけるポルシェの勝率は5割を超えていたのだ。

それ以降も、ポルシェは主にプライベート・チームに向けて、GTクラス用に「911」を、LMP2クラス用に「RSスパイダー」を開発してきたが、総合優勝が狙えるクラスにワークス体制で参戦することはなかった。
左:1951年「356ライトメタル・クーペ」 右:1970年「917K」

2014年に予定されているル・マン復帰は、現在最も速いマシンが競うクラスであるLMP1クラスからの参戦になるとポルシェは明言している。LMP1とはいわゆる「プロトタイプ・レーシングカー」のカテゴリーで、ボディはオープンまたはクローズド、エンジンもガソリンかディーゼルか、などの選択肢がある。ポルシェがどのようなスペックのマシンで参戦するかはまだ未発表だが、間もなく市販されるスーパー・スポーツカー「918 スパイダー」や、ウイリアムズF1チームから供給されるKERSを搭載した「911GT3Rハイブリッド」のように、ハイブリッド技術を組み合わせたマシンになるのではないかと見られている。

最近のル・マン24時間レースでは、大トルクで低燃費なディーゼル・エンジン搭載マシンが、もう6年も続けて優勝している。果たしてポルシェの復帰がガソリン・エンジンの復権となるか(はたまたポルシェがディーゼル・エンジンを使うという可能性も...!?)、その辺りにも注目だ。

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