【ビデオ】21世紀に甦った「モーガン・スリーホイーラー」がドーナツ・ターンを披露!
モーガン・スリーホイーラーのビデオを観るには上の画像をクリック

後輪から盛大にタイヤ・スモークを上げている画像のクルマ(?)。一見、第二次大戦前にでも作られたクラシックカーが、マフラーからオイル混じりの排気ガスを吐き出しているように見えるかも知れないが、そうではない。これでもイギリスの自動車会社「モーガン」が21世紀の世に送り出す、れっきとした最新モデルなのだ。

この2012年式「モーガン・スリーホイーラー」で、豪快にバーン・アウトとドーナツ・ターンをキメる公式ビデオが公開されたのでご紹介しよう。

「自動車界の生ける化石」と言われながらも、戦前型の古典的なロードスター(2人乗りオープン・スポーツカー)を当時と変わらない構造のまま今でも作り続けているイギリスの小さな自動車会社モーガン。その最新作が、これまたさらにクラシックな「スリーホイーラー(3輪自動車)」であることは以前お伝えした通り

まだ全ての「自動車」が高価な贅沢品で一般大衆には高嶺の花だった頃、というのは今から80年くらい前の話だが、オートバイのエンジンを使った簡素で安価な「サイクルカー」という乗り物が数多く製造されていた。モーガンのスリー・ホイーラーは、その中でも卓越した走行性能とモーター・スポーツにおける活躍で人気が高かったという。

そんな会社の礎を築いた初期のヒット作を、モーガンは21世紀に甦らせてしまった。チューブラー・フレームのシャシーに搭載されているのは、アメリカン・ビッグバイク用に組まれた排気量1,800ccのV型2気筒 。これにマツダ・ロードスターから拝借した5速MTを組み合わせ、たった1つの後輪を駆動する。僅か500kgの車両重量に115psのパワーだから動力性能は十分。0-60mph(時速約96km/h)加速は4.5秒というから、「ポルシェ911」より速く「アストン・マーティンDB9」並みである。

価格は、昔と違って「一般的な自動車」よりも決して安いというわけではなく、イギリスで2万5,000ポンド(約324万円)、日本では515万円から(オプションが多数用意されている)となっている。

もちろんエアコンもエアバッグもないけれど、ビデオを観たところ、ドライビングは実に痛快で面白そう。こんなクルマ、日本でもホンダスズキあたりが(もっと安い価格で)作ってくれればいいのに、なんてつい思ってしまうが、そういう大メーカーには(色々な理由で)出来ないことをやってしまうのが、モーガンの様な会社の強みであり、魅力だろう。
すでに500名近い人々がこのスリーホイーラーに予約金を支払っているそうで、日本の輸入代理店によれば、今から注文しても納車されるまで、1年半から2年は待つ覚悟が必要とのことだ。


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