【スパイショット】VWの次期型「ゴルフ GTI」と「ゴルフ R」が一般道でテストを開始!
スパイ撮影された次期型「ゴルフ GTI」と「ゴルフ R」の高解像度ギャラリーは上の画像をクリック

フォルクスワーゲン
は、次期型「ゴルフ」の高性能版である「ゴルフ GTI」と「ゴルフ R」の一般道を使った走行テストを始めたようだ。

画像は一見、現行型ゴルフと(それほど)変わらないように見えるが、これは現行モデルのボディを使って擬装されているため。リア・フェンダーに付加されているオーバー・フェンダーから推測されるように、次期ゴルフは現行型よりも(少なくともリアの)トレッドが拡大されるようだ。あるいは、ホイールベースが長くなっていることをカモフラージュしているのかも知れない。

ゴルフ GTIの方は現行型と同じように、マフラーのテールパイプは左右から2本出し。だが、ゴルフ Rは現行モデルがセンターから2本出しであるのに対し、次期型では左右から4本出しとなる。
上が「ゴルフ GTI」 下が「ゴルフ R」

フロント・バンパーに埋め込まれたフォグランプが現行モデルのゴルフ GTIおよびゴルフ Rと異なっているのは、この擬装用ボディが現行ゴルフの中でも標準的なグレードのものを利用しているため。よく見ると、実はバンパー下部の開口部が巧妙に拡大されていることに気付く。きちんと閉まっていないボンネットからも分かるように、標準グレードのゴルフよりもクーリングが必要なパワー・ユニットを搭載していると思われる。

その中身だが、ゴルフ GTIは現行モデルと同じ「EA888型」と呼ばれる2.0リッター直列4気筒直噴ターボTSIエンジンを引き続き採用すると見られている。ただし最高出力は現行GTIの211psから240ps程度に向上するようだ。

ゴルフ Rの方は、現行モデルには一世代旧型のEA113型(先代GTIと同じ)が積まれているが、次期型ではGTIと同じEA888型が搭載される模様。最高出力は300psを超えると期待されている。他のゴルフ・ファミリーと同じく前輪駆動であるゴルフ GTIと違い、ゴルフ RはV6エンジンを積んでいた初代からずっと4輪駆動であるため、「スバル・インプレッサ WRX」や「三菱 ランサー・エボリューション」に迫る動力性能を獲得することになりそう。とは言え、それら日本製ラリーカー・ベース車のライバルになることを目指すのではなく、フォルクスワーゲンでは、より洗練された高級感のあるクルマに仕上げたいと考えているらしい。

プラットフォームは次期型「アウディ A3」と共用の「MQB(Modularer Querbaukasten)」と呼ばれる横置きエンジン用モジュールを採用することで、開発コストの削減を狙う。ボディはわずかに大きくなり、車両重量も少しだけ増加するようだ。テスト車両では現行ゴルフにしか見えないボディのデザインは、空力性能の向上を狙ったスタイルになると言われている。新型ビートルに見られるような、角張ったラインが特徴になると推測されているが、この辺に関してはもっと軽い擬装のテスト車が走り出すまでお待ちいただきたい。

室内の写真からはこのテスト車がDSG(デュアル・クラッチ式トランスミッション)仕様であることが分かる。素っ気ないシートは、市販型ではスポーティなバケット・タイプになるはず。

次世代ゴルフは、2012年の後半に標準モデルが発表され、ゴルフ GTIは翌2013年の秋、さらに1年遅れてゴルフ Rが追加されることになりそうだ。

日本でもベストセラー輸入車として長いこと愛され続けているフォルクスワーゲン・ゴルフは、6代目の現行モデルで全幅が1,790mmにまで大きくなっている。次期型のボディ・サイズがさらに拡大されるとすれば、日本ではよりコンパクトな「ポロ」の方を選択する人が今以上に多くなるかも知れない。

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