モンスター田嶋、「スズキ SX4」を大改造したマシンで「パイクスピーク」6連覇達成!
モンスタースポーツ SX4 パイクスピーク・スペシャルのビデオを観るには上の画像をクリック

6月26日、アメリカ・コロラド州で「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」が開催され、「モンスター田嶋」の名前で知られる日本の田嶋伸博選手が新記録となるタイムを叩き出し、総合優勝に輝いた。

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」とは、1806年に探検家のゼブロン・パイクによって紹介された「パイクスピーク(パイクの頂)」と呼ばれる標高4,301mの山を、その山頂を目指して一気に駆け上りタイムを競うというヒルクライム・レース。アメリカでは「インディ500」の次に歴史の長い自動車レースでもある。
スタート地点の標高は2,861m。そこからガードレールのほとんどない全長約20km、高低差1,440mのコースを、改造無制限クラスでは1000馬力にも達するマシンを操り、156ものコーナーを抜けてゴールを目指す。その間約10分間。路面の一部は舗装されておらず、スタート地点とゴールでは気温や気圧が大きく変化する。

「スズキスポーツ」社長でもある田嶋伸博選手は、このレースに1988年から参戦しており、1995年には2基のエンジンを搭載した「スズキ・エスクード」で初の総合優勝、2006年からは連勝を続け、今年で6連覇の偉業を達成した。
しかも今年は、2007年に自身が塗り替えたコース・レコードを4年ぶりに更新、パイクスピーク95年の歴史で初めて10分を切る「9分51秒278」という記録を樹立している(ゴールの瞬間はこちらの記事をどうぞ)。

モンスター田嶋がドライブしたマシンは「モンスタースポーツ スズキ SX4 パイクスピーク・スペシャル」。鋼管スペース・フレームの車体に、自社開発した排気量3,071ccのV型6気筒ツイン・ターボ・エンジン(最高出力910ps/最大トルク90.5kgm)を搭載するこちらも "モンスター" で、市販車の「スズキ SX4」とはまったくの別物。やや面影を残しているように見えるフロント・グリルやヘッドライトは、実は印刷されたステッカーである。車両重量は1,090kgだから、パワー・トゥ・ウエイト・レシオはなんと1.2kg/ps。昨年の優勝マシンをベースに、今年はいよいよ全面的に舗装路となった路面状況の変化と、ハイ・スピード化に対応するための改良を施したという。

田嶋選手によれば「私の40年間におよぶモーター・スポーツ経験の中で、最も驚異的で、最も美しく、最も難しいレース」であるというこのパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。車載カメラによるコースとマシンの映像は以下のビデオで!



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[Images: Copyright 2011 Jeff Glucker / AOL]

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