発表されたばかりの「MINI クーペ」がニュル24時間耐久レースに出場!
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MINI モーター・スポーツ」は21日、今週末(6月23日〜26日)にドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットで開催される24時間耐久レースに、先日市販モデルが発表されたばかりの「MINI クーペ」をレース仕様に改造して参戦すると突如発表。フリー走行が行われる木曜日の朝に、初めてその全貌が明らかになった。

MINI クーペは先日お伝えした通り、MINIファミリー5番目のバリエーションとして今年の秋に発売が予定されている新型車。その名前が表すように、傾斜した前後ウインドウと低いルーフを持つ2人乗りのクーペで、他のファミリーたちよりも動力性能/運動性能ともに秀でているという、最もスポーティなMINIだ。
この特長はサーキットでアピールするのが最も効果的とばかりに、早速レースの舞台に登場してきた。

このレース仕様車のベースとなっているモデルは、ラインアップ中最強グレードとして設定されている「MINI ジョン・クーパー・ワークス・クーペ」。1.6リッターの直列4気筒ツイン・スクロール・ターボ付きエンジンは市販モデルでも211psの最高出力を発揮するが、この耐久レース用マシンではさらに特別なチューニングが施され、250psにまでパワー・アップ。オーバーブースト・スイッチ使用時の最大トルクも26.5kgm から33.7kgmに増強された。最高速度は市販型の「240km/hを上回る」と発表されている。1,050kgという車両重量も市販モデルより軽くなっているはずだ(市販モデルの車重はまだ未公表)。

足回りにはレース用に強化されたサスペンションが組まれ、変化するコース路面に合わせてセットアップが可能なようにショックアブソーバーは可変式となっている。ボディにはフロント・スポイラー、リア・ディフューザー、調整可能なリア・ウイングなどのエアロパーツを装着し、ダウンフォースを増加させるとともに空力バランスを適正化。タイヤ交換時に必要な時間を短縮するために、耐久レースでは常識となっているエア・ジャッキも装備している。
ストリップ・ダウンされた室内にはもちろんロール・ケージが張り巡らされ、6点式シート・ベルトとF1でも使われているHANS(衝撃を受けたとき、ドライバーの首を保護するデバイス)を装備。安全性にも抜かりはない。
ABSやDSCなどの電子制御装置もレース用にチューンされたものとなる。

このMINI ジョン・クーパー・ワークス・クーペ・エンドュランスと名付けられた2台は、ゼッケン・ナンバー「146」と「147」を付け、"グリーン・ヘル(緑の地獄)" と呼ばれる全長20.8kmのニュルブルクリンク北コースに挑む。出場クラスは「SP 3T」(排気量2,000cc以下のターボ付きエンジンを搭載する市販車改造クラス)。「アウディ TT」や「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」、「スバル インプレッサ WRX」などがライバルだ。


第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、日本時間の25日土曜日23時に決勝がスタートし、翌26日の23時にゴールを迎える。


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【Source: MINI