【スパイショット】「MINI」の高性能モデル「ジョン・クーパー・ワークス」がさらに過激に進化する!?
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ヨーロッパのとある街角で、謎の「MINI」のテスト車両が目撃された。
現在、MINIは次世代モデルの公道テストが始まっているが、どうやら今回撮影されたMINIは、現行モデルの高性能版「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」がベースのようだ。

ボディの前後はお馴染みのカモフラージュ・シートで隠されている。ということは、現在販売されている「MINI JCW」との主な相違点はその辺りにあると見られる。

まず、フロント・バンパー。上下二分割された開口部の大きなフロント・グリルは、日本仕様のJCWでは標準装備となる「エアロ・ダイナミック・パッケージ」に近い。だが、左右に埋め込まれているはずのフォグ・ランプは省略されているようだ。
リア側はさらに市販モデルと大きく異なり、バンパー下部には大型のディフューザーが装着されている。写真ではよく見えないが、マフラー開口部の形状も市販モデルよりやや大きい。
車高は明らかに低く落とされていることから、サスペンションにも何らかのモディファイが施されていると見られる。フロントのブレーキも、少なくともローターは市販モデルと違っているように見える。


さて、ではこのMINIは何なのか。
MINI JCWに今後設定される、限定生産のスペシャル・モデルではないか、というのが大方の予想だ。

これまでも、2009年にはMINI誕生50周年&クーパー・レーシングのF1初タイトル獲得50周年を記念して「MINI JCW ワールド・チャンピオンシップ50」というモデルが限定販売されている。
次に「記念モデル」が設定されるとしたら、2012年、「MINI クーパー誕生50周年」あたりかも知れない。MINIに高性能版の「クーパー」が追加されのが1962年だから、来年でちょうど50年になるのだ。


ダウンフォースの高そうなディフューザーやロー・ダウンされた足回りなど、今回撮影されたテスト車に見られるディテールは、ヨーロッパで開催されているMINIのワンメイク・レース「MINI JCWチャレンジ」で使用されるサーキット専用車両を連想させる。市販されれば、例えばポルシェでいえば「GT3」のように、レース用車の開発で培われた技術を公道用にフィードバックさせた "ハードコア" なモデルになるのではないだろうか。

外観だけでなくパフォーマンスの面でも人とは違った「スペシャルなMINI」をお望みの方は、続報をお待ちいただきたい。ちなみに前述の「MINI JCW ワールド・チャンピオンシップ50」は、日本では僅か10台の限定販売で、価格は500万円だった(通常のMINI JCWは390万円)。大型ディフューザーを備えたMINIが限定モデルとして発売されるなら、価格も "スペシャル" になることは間違いないだろう。


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